見出し画像

【書評52】メンタリストDaiGoの人生を変える言葉365 メンタリスト DaiGo (著)


猫かわいい、、、
猫好きならだれもが見入ってしまうだろう本の表紙。

今回のDaigoさんの本は、猫愛に溢れている笑

人生を変える言葉、、
確かに、言葉には人生を変える力がある。

ボクはカンタンに諦めない男になれた。
それは、10代の時にある言葉と出会ったのがきっかけ。

当時は、SLAM DUNKという漫画が大ヒットしていた。

漫画の中で、試合終了直前に勝ちを諦めかけた選手に監督がかけた一言が、
「最後まで希望を捨てちゃいけない。諦めたらそこで試合終了だよ。」だった。

漫画を読んで、この背景を知るとグッと来るシーン。
ボクは何十回読み込んだかわからない。

それから、人生でつらい時があるとこの言葉を思い出した。
諦めたら試合終了だよ。

今でも名言として語り継がれるくらい、多くの人の心に残っている。

Daigoさんの書いた名言365。
きっと学びがあると直感した。
なぜなら、ボクは一時期Daigoさんの運営するDーLABOに入っていたから。

Daigoさんの情報発信する内容は基本的に有益なものしかない。

だから、読んで損はないだろうと。
今年もあと3ヶ月というところで、まだまだチャレンジして自分を変えていきたい。
意識して生活しないとあっという間に新年を迎えてしまう。

もう一つギアを入れていきたい。

本を読んで自分を変えるきっかけをもらえたらと思い、手に取った。

筆者紹介

Daigo
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。イギリス発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとしてTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向に転換。企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活躍。趣味は月に300冊の読書、猫と遊ぶこと、筋トレ。

内容


メンタリストDaigoさんが、人生を変えるきっかけになる365の文章を書いてくれている本。

一文は30秒くらいで読み終わるため、特に朝読むと一日を新鮮な気持ちで始められるのでいいと思う。

「ビジネス」「恋愛」「コンプレックス」「時間」「お金」など、多くの人が悩むことの答えやヒントがこれでもかと書かれている。

だから、どんな人が読んでも学べる一冊。
1ページずつ読んでもいいし、気になるところだけ拾い読みしてもいい。

普段あまり本を読まない人も読みやすい内容と構成。

本書は3章構成。
・対人関係
・仕事・学び
・人生・性格

本書の内容を全部実行するのは難しいかもしれないけど、やれば確実に人生は激変するだろう。

強者のあなたにやってみてほしい。

Daigoサンならではの、研究に裏付けされた説得力のある内容、読者に寄り添う優しい書き方は心を打つ。

わかりやすく書かれているので、読んですぐ実践することが可能。

Daigoサンの本を読んだことがない人にもオススメの一冊。



心に残ったところ


心に残ったところは、今まで読んできた本の中でも5本の指に入るくらい多かった。

重要なところは何度も書かれているので、頭に入りやすい。
そんな気遣いも嬉しかった。

他人の人生を叩く暇があるなら自分の人生と向き合おう。自分の人生と向き合うことのない人たちが、よってたかってチャレンジした人たちを叩く。

SNSで他人を叩く人って、こういう心境なんだと心底理解した。
芸能人や政治家がどうしたとかいうニュースとか事件も同様。

自分の人生に1ミリも関係ない。
だったら、本を読んだりやってみたことないことを始めたり、わからないことを調べたりもっとやるべきことはあるはずだった。

それに目をつむってだらけているから、人生は前に進まない。
それを他人のせいとか世の中のせいにしている、それが昔のじぶんだった。

マジで自分の人生に向き合わない日々は二度と送らないし、他人を羨む人生も終わりだ。

たまには羨んでしまうかもしれないけど笑、全力で自分と向き合い続けるだけ。

自分をよく見せようとすると、声が高くなる。相手が本音を言っているのか、社交辞令を言っているのかは、声の高さからある程度わかる。
(中略)
声のトーンが低いCEOほどお金持ちになりやすいということが分かっています。声を低くしたほうが、主導権が握りやすく、舐められにくくなります

これは女性と会う時に、かなりやってしまっていた。

好かれよう好かれようとすると、自分でもかなり声が高くなっているのが分かっていた。
それって、少しでも明るく見えるからいいだろうと。

しかし、全然違っていた笑
可愛い子と話すと、男性は緊張して声が上がってしまいやすいのではないか。
気をつけたい。

自分に合う人よりも、この人になら合わせてもいいと思える人を見つけよう。
(中略)
自分が全く歩み寄らずに、ただ自分に無条件に合う人を探してもそんな人は存在しないのだから

今までは、自分にあう人ばかり探していたように思う。
だから、もっと早く知りたかった笑

合わせたいと思えるような人って、自分を変えてでも一緒にいたいってことだ。
これが本当に人を好きになるってことなんだろうなと。
そんな人と出会えるように、自分を磨き続けたい。


成長は比較からしか生まれませんが、比較すべきなのは常に昨日の自分。昨日より今日、今日より明日と、自分自身が前に進んでいることを実感していく

比べるのは悪いことではない。
くらべていいのは過去の自分だけということだ。

自分よりレベルの低い相手でもないし、高い相手でもない。
どっちにしても、モチベは下がりやすいという。

だから、昨日の自分より1ミリでも成長することを目標にする。


自分のペースでコツコツ続けること以外に、あなたが目指すはるかな高みへたどり着く道はない。

結局、継続する人が最後は勝つということ。
この言葉を見ると、イチロー選手を思い出してしまう。

イチロー選手は、大リーグの1シーズンでの最多安打を達成した時に、同じようなことをおっしゃっていた。

インフルエンサーにしろスポーツ選手にしろ、活躍している人の共通点はオニ継続とオニ作業。
これは間違いない。

だれよりもコツコツ作業を続けたから成功しているだけだなと思う。
そしたら、運が味方したり人に恵まれたりすることもあるんだろう。

ベースはコツコツやること。

環境を変えることは難しいかもしれないが、その環境をどういかすかはあなた自身が決めることができる。ふてくされて人生をムダに過ごすのか、なんとか自分の置かれた環境を利用して飛躍するのか

環境の話で思い出すのはパナソニック創業者の松下幸之助さん。
松下さんは貧乏で学歴が低く、体が弱かった。
だから成功したと後に語っている。

だから、自分の置かれた環境を活かして成功することはできる。
これだけ恵まれている現代で行動しても成功できないなら、諦めがつくだろう笑

望ましい環境にいないのなら、成長へのバネにすればいい。
成功して、当時の環境に感謝するのってかっこいいなぁ。

忙しいことを自慢するのは、自分に工夫が足りない人間だと周囲にひけらかしている

毎日のようにバタバタしていて進歩がない。
パン屋に勤ていた当時の自分だ。

同僚で仕事ができる人は、常に冷静だった。
今思い返すと、自分は効率化する工夫ができていなかったなと思う。

なんとも情けない限り。。

仕事だけでなくて、実生活でも同じだ。
忙しくすると、人に厳しくあたったりイライラしたりして、何もいいことはない。

どうやったらラクに行動できるようになるのか。
まずは考えるところから。


書きすぎるとネタバレになってしまうので、この辺にしておきたい。
続きは本書を読んでほしい。


まとめ


タイトルの通り、人生が変わる一冊だった。

ボクは本書を読んで実践したことがある。
それは低い声で話すことと集中する環境づくり、メールのチェック回数を決めること。


女性といる時に低い声で話すと、自分がドンドン冷静になってくる。
つまり、相手の反応に集中できるということ。
だから、相手を楽しませられるし自分がどう見られているかとか必要以上に考えなくなる。

心と体は連動しているという通り、かなり面白い結果がでた。
相手の女性からもかなりいい反応を得られた。

集中する環境づくりでは、スマホを目の届かない場所に置くようにした。
こうすることで、休憩時間中に触ってしまうことをなくせた。

スマホを触ると集中力がプツッと切れる。
また集中するまでに15分もかかるという。
もし、一日に細切れで触るとしたら相当効率が悪い。

自分の能力を活かしきれていないことになるから辞めた。
やってみると、生産性はバク上がり。
前よりも作業が楽しくなってきている。

集中できるようになって、早く終わるようになったから、というのが大きい。


スマホを触らないことと同じで、メールチェックの回数も制限した。

一日に何回もメールチェックをしていると、集中力が切れるしムダだなと。
緊急性の高いメールなんてこないし、一日に2,3回で十分だなと思った。

まだまだ実践したい内容はたくさんあるから、自分がどんなふうに変わっていくか楽しみ。

毎日なんとなくつまんないとか、人生がうまくいかない、悩みがある人達に読んでほしい。
きっとヒントが見つかるだろう。

Daigoさんに感謝。




この記事が参加している募集

#読書感想文

190,642件

#やってみた

37,164件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?