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愛媛県内子町「和紙の旅」が感動の体験ツアーだった話②

和紙の旅〜そしてこれから
愛媛県内子町の牧歌的な地域をめぐりながら、和紙を楽しむ一人旅。

今日は二日目のお話

普段はいつまでも布団でグダグダしていたいのに
旅に出ると、サクッと起きられちゃったりしますよね。


さて、朝お宿を出たら車で直接集合場所へ。
車で15分ほど山の方、御祓地区というところへ移動です。
私はツアー参加者さんの車に乗せてもらいました。

ツアーではその時々のベストスポットで朝食を食べます。
このときは橋の上。
内子町には、こんなワクワクするようなビジュアルの屋根付き橋があります。


お花や小さな実
ささやかで、とっても素敵なおもてなし。


中身はシンプルなおむすび。
橋の両脇はベンチみたいになってて


橋から見下ろす景色には、のどかな田園。
刈った稲が干されているのを眺め、小川のせせらぎを聞き
おにぎりを食べる。
贅沢な時間。


二日目は前日、天神産紙工場で漉いた和紙の加工ができます。
会場になるのは「みそぎの里」
旧御祓小学校をカフェやアトリエとして活用したコミュニティスペースです。


くまかわいい



廊下には近くの古いお家を取り壊すときに出た食器などがズラリ
絶妙な趣です。
ちなみにこれらは格安で購入することができます。


紙の加工体験でお世話になるのは2つの教室。

まずは
Kami/(かみひとえ)さんのアトリエ

ここでは世界の珍しい紙、きれいな紙も購入できます。

元は理科室
流しがあるので、ここで紙を染めたりもできます。




次に、ゆるやか文庫さん


重厚感のある活版印刷機



私はシルクスクリーン印刷にも挑戦しました。
その場でイラストを描いて、製版をしてもらいました。

シルクスクリーンをしたいけど、その場で考えるのが難しいってかたは
事前にサイズ等を問い合わせの上、図案を用意していくのがオススメです。



作業が一段落したところで、お昼ごはん

元職員室が今はカフェに。

学校の教室って窓が大きくて、室内が明るいので写真が綺麗に撮れやすいかも!



みんなで仲良く昼食作り。
農家さんのとれたて野菜はどれも新鮮で、色鮮やか



出来上がりを待つ時間も楽しい。



野菜の味が濃厚なのです。



お昼を食べたら続きの作業。

私はしおりをリングノートに仕立てました。
表紙には漉いた和紙を柿と栗から作った染料で染めたものを使い
シルク印刷したページも入れて
思い出の詰まった一冊の完成です。



旅の最後は小さな畑作り

楮の苗を植えます。



材料として使える位の木になるのには3〜5年ほどかかるそうです。
いつかまた遊びに行きたいな、そして成長した姿も見てみたいな



盛りだくさんで、たった二日間とは思えないほどに体験づくしで
すごく充実した時間でした。
それでいて過ぎてしまうとあっという間。

カタチとして残ることで、見るたびに思い出しては楽しい時間を反芻してしまうのです。

こんな旅は初めてで
いつかまたおかわりしたい。
そんなことを思う今日このごろです。



紹介しきれなかったトコロもまだまだあって、伝えきれない
なので、ぜひ実際に体験してもらえたらな〜って思ってます。

参加された方はみなさん、お一人様
ものづくりが好き。
和紙に興味がある。
内子町の雰囲気に惹かれる。
きっかけは色々ですが、それぞれに楽しめる旅です。

旅は来年も予定されています。
詳しくは案内人の一人でもあり、旅のお宿でもある
内子晴れさんのnoteで

そしてこれから≪和紙編≫1泊2日プラン

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