見出し画像

ハッピーの秘密

(2011 のアーカイブをほぼ再掲)

あなたは幸せですか? 

と聞かれて躊躇なく YES と答える人はどのくらいいらっしゃるでしょう。
少ないかもしれません。
それはなぜでしょう? 
もちろん謙遜からという方もいるでしょうが、
幸せ とは思えない、お金がない、100%幸せではない など でしょうか?
でも、ハッピーから始めた方が 
元気も力も出るし、健康になるし、豊かになるし、幸運にもなります。

法則は3つです。

法則1:HAPPY 1st。幸せ(存在の肯定)は 条件づけられない 無条件

画像1

幸せにはどんな条件があるのでしょう
お金がたくさんある お金に困らない 家族の仲がいい 健康であること
笑っているか 今感じているのは幸せか 不安がない ・・・

なんであれ、条件があるとするなら 自分をチェックし判断することになります。
それはそれ自体が 自分とものさし への分離を生み出してしまい、
自分は ものさしによって評価されるモノになってしまうのです。
ものさしは常に厳しくなっていき、キリがありません。
ものさしの基準を下げるのでなく、ものさしからの評価から脱すること
が第一です。(判断しない という手はありますがなかなか訓練を要します)
つまり
「わたしは あなたは 世界は 無条件に すでに ハッピー(OK) である。」

ハッピーだと余裕ができます。だから全体を落ち着いて眺められます。
そうするといろんなことに気がつきます。可能性にも。
逆に 飢えていると、余裕がありません。自分の目先にとらわれて様々なチャンスを逃してしまいます。

「シアワセということが無条件」ということに抵抗がある場合は、「すでにここにあること(存在)への肯定・YES ということが無条件 であること(だってそれは変えようもないことだから)」と思ってもらえたら と思います。私たちは、今ここにある私=セカイを受け入れ、再発見し、そのワンダラスに扉を開くだけ。いつの瞬間も、私=セカイを変えるチャンスです(過去も未来も変えられます)(後述の図7をご参照)。

今の現状に対して、もっとこうしたい という可能性もたくさんあることでしょう。
現状に満足しないから成長があるのではないかと。自己に厳しくあれと。
それもわかるのですが、
まずは、今がんばっている自分、今がんばっている世界に、
よくやってるよ ありがとう ごくろうさん ありがとう と言ってみないかと。
命の可能性、世界の成長の可能性はとっても大切です。そのためにこそ。
その前に、今は今で最善、最高、幸せ と見てみてはどうでしょう。
実は 今をしっかり受け止め、受け入れると、未来がしっかりと生まれてきます。
未来に視線をあわせすぎて今を中途半端にしていると追いかけるばかりで世界/幸せを享受はできません。
それから涌いでる未来にワクワクしても遅くはありません。
ヒント  今、ここ に YES ということ、感謝すること 

できることは、今ここにあること、生きてあること のかけがえなさを
ただ 贈り物として受け取り、感謝し、喜ぶこと、YES ということ だけです。
ない幸せ/お金に苦しむのでなく、今ある幸せ/お金に感謝すること 

そこから始めてみることをご提案します。

法則2: Not Change ,Be and Aware then Change. 幸せは”なる”のでなく、そうで”ある”ことに気づくもの

画像2

成長という考え方のもと、私たちは 幸せになりたい と思いがちです。
しかし、心理学的には、それは 今私は不幸だ という思い込みを無意識に生じさせます。
それは、不幸な現実を引き寄せます。
引き寄せる とは 実際に(近い将来の)現実を作る とも言えますし、
現実をそう解釈することで 不幸にしてしまう とも言えます。

法則1の 無条件の幸せ を会得すると、
幸せは なる ものでなく、
そうで ” ある” ことに気づくもの になります。

ヒント 世界はつながっている ともにある ということ つながりそのものが存在


ところで、”ある” ってなんでしょう。
“私” ってなんでしょう?
体?心?ハート?マインド?意識?感覚器の情報総合体?魂?コントロールできるもの?
実は 認識上、私 は 定義できません。
意識の持ち方によって変わってしまうんです。
体でもあり、ハートでもあり、世界でさえあります。
意識は 自意識でもあり 共同意識にもなりえます。
心理学的には、無意識は自分と他人を区別しないそうです。
物理的にも細胞も原子も絶えず入れ替わっています。

画像3

とりあえず、今 私 と思っている “もの”は、意識の状態 のなんとなくの固まり、もやもやした渦みたいなもの
でしかありません。

ちょっとそんなふうに思ってもらうと、
“私”っていうのは たまたま 今ここにある様々な”つながり”です。
それは中心が今ここで、世界中につながり、過去と未来につながる つながり です。
その認識からはじめて、いったん個を捨てて、手放して、宇宙と一体化した上で
再度「私」に戻ってくると、「私」であることに感謝し、責任を受け取り、元気が出てくるはずです。

法則3:Happy make Happy . 幸せは幸せをよぶ。奪い合うものでなく 与え合うもの 

画像4

幸せのループと不幸のループです。
多くの人は Be(存在のあり方/関係の在り方) ->Think(考え方) -> Do(行動) -> Have(結果) の
Do でてんてこまいで我を失っています。もしくは
Have の条件にとらわれてほとんどの瞬間は永久の不幸(渇望、満たされない状態、自分を評価しない)の中にいます。
それに慣れてしまうとなかなかそのままの Be にいられません。
それは Think の型にはまっているからと言っていいと思います。
このループはどのタイミングでも移り変われます。
まずは今の自分、世界に、OK と言ってあげること、感謝すること。から。
どちらがハッピーかは言うまでもありません。
この話は 個人の話でも組織の話でも社会の話でも体の話でも同じです。

ガンジーは変化になれ と言いました。
敵を外に作る評論家になるのでなく、自らがポジティブな実践の当事者になれと。
逆説的ですが、Be は平安ということだけでなく、生成や創造でもあります。
留まってもいいし、匂い立つ野生でもいい
愛を喜び(受け取り、吸い、インし)、力を生し(与え、吐く、アウトする)、合間に自覚する。

ヒント:与えれば与えるほど幸せになる 涌い出る豊穣(裏世界から)

消費から創造へ

画像5

嘘の常識(マインドコントロール)があります
その1:現代文明は不幸/不足を宣伝し、成長と消費を売ってきた。破壊することさえしてきた。結果は・・・
その2:現代文明は幸せを条件づけして来た
その3:現代文明は幸せは”なる” ものだとしてきた。

その結果、幸せは将来のいつか になるものでそのためには経済成長が必要で
現在は 環境が破壊され続け 貧富の差が広がり 
人々は 不幸、能力不足 とすりこまれ 
お金が自らの価値 と勘違いし
一方で使い捨て商品や一瞬娯楽や道具教育の消費にお金が使われ 
元気と希望はすり減り続け、
無力感が増大します。
これは社会全体だけでなく、個人の中でも理性偏重として現れ、自己嫌悪や罪悪感にもなり
社会の中での自分の身の置き方としても差別/憧れ/嫉妬/疎外のモデルとして見ることもできます。

そうではなく、
幸せは 社会的にも 今 実現されるべきもので 私や世界はすでに幸せで能力がある と見ることもできます。
世界中の富は世界の人が食べられる量がすでにあり、新たなテクノロジーより単なる再分配を選択するだけ。です。
私たちには様々な可能性があり、お金だけでなく別な形で価値交換をすればよいだけ。地産地消や伝統的文化や技術・・・
多くのことは既に答えとして提案されていて後は為すだけだったりもします。
プライスレスな価値は忘れ去られたものも含めれば多様多彩です。
すでにフリーミアムな経済が主にさえなってきました。リスペクトな関係性。
”今”は最高の時で、可能性に満ちています。過渡期ならではの苦労を解決するのはあなたです。
ハッピーループなので、生き甲斐はどんどん増えていきます。

画像6

幻想の 内なる空虚 を埋めるために働くのではなく、逆に偽の平和でぬるま湯に浸かるのでもなく
内を豊かなYES であふれさせた者として
世界に与えていくこと から 始めるなら 経済は十二分に潤い、
深き富は循環して戻ってくることでしょう。
世界は つながり 循環している (つながらない ということは不可能でもあります)
Beatles (歌詞はポール)の The End はこう歌います。
And in the end , the Love you take is equal to the Love you made.
そう、与えれば与える程、宇宙のインスピレーション、エネルギ−は湧きいでてくるのです。
私たちは Indivisual 分かれた神様 で、へその緒が今でも宇宙とつながっている
とイメージするといいかもしれません。そこを通じて 全てを知っており、つながっており、エネルギ−もお金も引き出すことができるんです。
大事なのは、パワー(Star Wars 的なフォース)は内にあるのだと思いだすこと だけ です。

平和の反対は無関心だとマザーテレサは言いました。
戦争の反対は平和でなく創造だ と言った人もいます。
闘いやぶつかり合いで進化するというマインドから
おそれを超えてお互いに開き、尊重しあい、共に創造すること。
その方が楽しい。
★「私 は 幸せ に なりたい」から「わたしたち は 幸せだね ありがとうとして生きる」へ

3つの法則。実はほとんど同じことを言っています。

ここで大切なのは   
世界を変える  でなく    
私の世界観を変えて私が行動を変えること 

です。
チャンス of CHANGE(変える でなく 変わる 孵る 還る)

力、ハッピー、は自分の中、世界の中にある。
気づくこと、育むことが大切。

 ex. 自己治癒力、マルチユーザーダイアログ〜共リアライジング、自然出産、無垢の木の家・・・

変える は 他を変えること。 他は変えられません。 
私から変わるしかない しかし 私は世界でもある。

変わらなくてもいい 自然に気持ちよく好きにすればいい。 やりたいように。
他者への怖れ恐れ畏れ は 自らの可能性へのおそれ でもある。 
それとつきあうこと。

未来のどこか  ではなく   今ここ   。
外をどうかするでなく  私がどうあるか から 始めること。 

 元気になると やる気はわいてくるものです
 それは見つかる あなた=世界=私=宇宙 の中に在るのだから

テクニック for ハッピー

ハッピーをよぶ。ハッピーを循環させる。などなどには
テクニックがあります。
頭では理解できても、なかなか実際にはネガティブや恐れがやってきたりするのが自然。
自然だから、それに対抗するのでなく、それもメッセージとして受け取っておつきあいします。

基本的には、まず意識(気づき、メタ意識)し、
浸り(開く、訊く、感じる)、
ハッピーを選択(手放し、感謝し、コミット、5感イメージ)し、
無意識=未知世界 にお願いし、宇宙の他力にお任せします。
宇宙の愛(インスピレーション、直観)にお応え(行動)します。

画像7

意識=表世界 と 無意識=裏世界 を 交感。夢に生き現実を夢見る。みたいな。

・呼吸    
 吸う:愛されてます(私を、私を通して世界を愛してます)
 /吐く:ありがとう 
・瞑想    何もしない 評価しない 見つめる 感じる ”ある”こと
・夢を生きる 生きるという瞑想 不断の自覚

・イメージング/アファメーション。信じること。
・ポジティブシンキングの落とし穴:ネガティブとのつきあい方 内観と手放し
・世界の解釈:よいこと探し、メッセージ、学びとして

・現場にある。答えより問い、試み。
・手放す ・オープン ・コントロールしない
・ダイアログ。他者とのつきあい方。

・日常 掃除、整頓、丁寧さ
・表情 笑顔はデフォルト。
・楽しいこと ワクワクすること の 鼓動を聴く。

(昔のアーカイブをほぼ再掲)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?