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「俺の成長次第でこの会社が変わる。オモロイやん!」作った会社を1年で畳み、ゴリラになった話【千葉 勇志インタビュー後編】

※前編はこちらから!

バスケットボールとともに青春時代を過ごし、次なる「オモロイもの」を追い求めて就職した千葉 勇志。
その会社は1年で退職し、個人事業主になり、自分の会社を作った。そして現在は株式会社デジタルゴリラの取締役として、新規事業の立ち上げに奔走している。

疾風怒濤のキャリアを歩む千葉の4年半の社会人人生を、前編に引き続きライフストーリーを紐解く形で紹介する。


まじで会社員向いてないかも。何も共感できない新卒研修

新卒で入社した株式会社リンクアカデミーでは、福島県に配属された。
「萎えた」と千葉は口火を切る。

「本社は若い人がいっぱいいて、銀座にオフィスがあって、イケてる会社って感じだったのに、福島はイオンタウンの中で、人数も少ないしみんな歳も一回り離れてて……。全然違う!」。

入社早々、会社員の洗礼を受けた千葉。
衝撃もそのままに、時は2020年4月。
コロナウイルスの緊急事態宣言により入社式もオンライン開催。自宅で新入社員研修を受ける日々が始まった。

ビジネスマナーを教える形式的な研修に、「これって本当に必要?」という疑問が湧き、それはやがて反発心に変わっていった。
ビデオ会議ツールを繋ぎながらずっとふざけていた。講師の話をBGMにスラムダンクを読んだり、暇だと感じた瞬間に筋トレを始めたりと、散々な研修態度だった。

「研修もまともに受けられないのか俺は……って自分に呆れたけど、でも面白くない。こんなの受けられるわけない、って感じだった」。

講師の話を落ち着いて聞けないだけならまだ、他人に影響がないぶん良いのかもしれない。困ったのは、数名のチームを組んで顧客役の講師に自社製品を提案する、団体戦タイプの研修である。

新入社員の対応力や思考力を鍛えることを目的に、顧客役が敢えて威圧的な態度で接する研修だった。チームメンバー達はなんとか提案を飲んでもらおうと一致団結し、定時後も23時まで話し合いを続けた。

彼らの真剣さを横目に、千葉は酒を飲みながらアニメを観ていた。
「何をそんなに必死でやっているのか。お金にもならないのに」全く共感できなかった。顧客役からの言葉に涙する同期に対して「サムい」とすら感じ、効果を感じられない研修にフラストレーションが溜まっていった。

研修が終わって業務が始まっても、会社のルールにはなかなか馴染めなかった。
テレアポの獲得件数とテストで順位をつけられることや、同僚が受注したら喜び合うメールを送る文化、日報を書くことさえ、受け入れられなかった。
「俺こういうことしたくて就職したんじゃないんだけど、と思う生意気な新卒だった(笑)」。

後列、中央が千葉。 研修は苦痛だったが、同期との仲はよかった

反発心を抱きながらも、一度はルールに従おうと試みた。
しかしいくら頑張ってもできなかった。会社に向かおうとすると吐き気を催すようになり、体が言うことを聞かない感覚に戸惑った。

「まじで会社員向いてないかもって思った。なんで全員頑張ってるのに俺だけ頑張れないんだろう。競争は嫌いじゃないし、そういう環境で生きてきたはずなのに何で?って。

当時は自分の状態を言語化もできなくて、同期には『なんかわかんないけどできないんだよね、すまん!』って言うしかなかった。
同じ気持ちじゃない人に言っても伝わらないと思ってたから、生きづらさは自己完結してた。

でも大学時代にラーメン屋で働いてた時も、ライブのバイトしてた時も、こうじゃなかったから。いろいろ困ってた」


ワクワクするゴールを、自分で設定すればいい

当時の戸惑いや葛藤について千葉は、以下のように分析する。

「まず、自分のなりたい理想像と目の前のタスクがあまりにもかけ離れていて、理想の状態と結びつけられなかったんだよね。それでどうしてもやる気を出せなかった。」

自己実現をするための選択肢を、新卒一年目の彼はまだ知り得なかった。
「団体行動できない自分もめっちゃいいと思う。それ以上に輝ける場所はある、ただ自分に合ってないだけ。でも当時は合う場所がわからなかったから大変だったね」

上司に退職する旨を伝えたら「札幌出張行かない?」と言われ、二つ返事で「行きます!」とワクワクしてしまった時

会社は1年で辞めるつもりで、次のキャリアをなんとなく考えていた。
そんなある日、上司がデータをまとめるためにExcelを活用しているのを見て、「めっちゃ楽できていいじゃん!」と食いついた。

社会人になって、ようやく楽しいことに出会えた千葉は、水を得た魚のように学習を始めた。
どっぷりExcelと向き合い、気づけば社内でもExcelスキルで有名な存在になっていた。

退職までの最後の6ヶ月は東京に異動し、過去10年の売上データを集計して当月の売上予測を作るシミュレーションを任された。
VBAを使い、ボタンひとつで1ヶ月分集計できる仕組みを作り上げ、シミュレーションにおける日付や曜日の係数の設定などに時間を割いて完成させた。

加えて、サイバー空間を活用した教室づくりのプロジェクトを推進していたため、ここでなんとなくGASも使えるようになった。

Excelの習得に没頭した結果、データを整理・分析して業務効率化を推進するという能力を得た。
たとえ置かれた環境を楽しめなくても、敷かれたレールの上を走るのはあまりに退屈だったとしても、興味のあることを探し回って、ワクワクするゴールを自分で設定すればいい。

自分の強みを発揮できずに悶々とした会社員生活だったが、直属の上司がそんな千葉を見守り、スキルアップを自由にさせてくれたおかげで、「どんな環境でも、自分を主人公にさせるのは自分だ」という気づきを得ることができた。

ただ、「この組織に居続けるには、自分は自由すぎる」という自覚もあった。これ以上迷惑はかけられないという思いと、自分の能力を120%発揮はできないと感じたことから、退職の意思は揺らがなかった。

「放任してくれた上司には感謝してる。あと、新卒時代に無理やり暗記させられたリンクアンドモチベーションのDNAが、今も仕事に活かされてるなと感じることは多い」

苦悩と葛藤だらけだったファーストキャリアも、振り返れば千葉のスキルや仕事観を作り上げる大切な礎となっている。


「開業2ヶ月目で月収33万。俺天才!」

リンクアカデミーを退職する前、実は千葉は3ヶ月間オンラインで英語の留学をしていた。退職後は無一文でインドを旅する構想を練っていたのだ。
まだまだ自分は未熟で、もっと多様な価値観を知り生命力を高めたいと思っていた。

しかし、退職した2021年当時はまだ、コロナウイルスの感染状況が収まっていなかった。
新たな未来に胸を躍らせて退職届を提出したのに、現実にはやりたいことができない。絶望した。

とはいえ当時は組織で働くことも自分には無理だと感じていた。
ひとまず実家に帰り、「とりあえず月10万稼いで生き延びよう!」と独立。動画編集を始めた。

「動画には前から興味があった。ノースキルから月10万円を最速で得る手段はこれだと思った。

あと、日本一周した時にスマホで写真を撮ってたのね。
クオリティの低い写真を見るだけでもこんなに記憶が鮮明に蘇るなら、動画はもっともっと繊細に記憶を残せる素敵なものなんじゃないかと思って」

千葉の爆発的な推進力が再び発揮される。
「実家にこもって2、3日勉強して、そこから1ヶ月間営業しまくって、単価数百円〜数千円の案件をいただいた。2時間睡眠でひたすら仕事をやり続けて、初月の月収が15万。

流石にこの生活は続けられないから、仕事の進め方や価格を改訂して、2ヶ月目で33万。0から始めて、たった2ヶ月で前職の給与を超えるなんて俺天才!って思った(笑)」

カメラマンとしても活動していた
大好きな猫の写真

フリーランスとして働き続けて約半年、動画編集だけでなく、動画制作のディレクションやYouTube、TikTok、LINEなどSNSの運用をオンラインでチームを組んで行うなど、業務のレイヤーも上がった。
月収は50万円を超え、自分の生活には困らなくなった。

自室に引きこもり、PCに向かいひたすら仕事をする日々。
チャット上でやり取りが完結する仕事だからこそ、半年間外出も極端に少なく、ふと、数日間誰とも会話していないことに気づいた。

「もはや自分が何者なのかわからなくなった」。一度自覚すると、虚無感は波のように押し寄せてくる。
これはそろそろリアルで人に会った方が良さそうだと、仙台のフリーランスや若手経営者が集まるコミュニティ「Dialog」に顔を出してみた。
デジタルゴリラの代表である菊池ともこのタイミングで出会い、毎週バスケに行くような友人になった。

左から菊池、千葉(2021年)

様々な年代の仲間ができ、やはり人と関わるのは楽しいと実感した。
互いのスキルを掛け合わせ、仕事も増えた。新しく人と関わって動くほどにお金もついてきて、月収も100万を超えた。

「ここまではブワーッと駆け上がった感じ」と千葉はフリーランス時代を振り返る。

新たな仲間もたくさんできた
示し合わせたように黒い服を着てきたメンバーで記念撮影


100万円稼げるのに、なぜ満たされないのか?

順風満帆な生活に思えたが、千葉はある日急にベッドから起き上がれなくなった。

目の前の仕事が手につかず、何をするのもだるくて体が動かない。家から一歩も出ず、ベッドの上で見たくもないYouTubeを眺める。そんな生活が1ヶ月ほど続いた。

ディレクターとして複数の案件を同時に動かし、外注パートナーを取り仕切り、問題が起きたら最後はすべて責任を取ろうと自分を追い込んでいた。
楽しかった仕事がいつしか「やらなければならないもの」に姿を変え、千葉を孤独にした。

「全部1人でやり切らなきゃいけない、っていう使命感を勝手に抱えてた。
あと、淡々と同じ仕事に追われて変化がなくなったのがしんどかったのかも。
新しいことやりたいのに仕事に追われて身動きが取れない。それが結構ストレスで、知らない間に身体と心が限界を迎えてたっぽい。気づけなかった(笑)」

こんなにギリギリの精神状態になってまで、なんのためにお金を稼いでいる?
そもそも俺の幸せってなんだっけ?

少なくとも今は幸せじゃない。月に100万円は稼げるのに、心が満たされないのはなぜだろう。
元々物欲があまりない性格で、お金を稼いでも使い方がわからなかった。おそらく自分にとってお金は幸せに直結するものではないのだろう、という気づきはぼんやりとあった。

強制的に一時停止した千葉は、ベッドの上でマインドマップと睨めっこして自分を見つめ直した。


ともに働く仲間と幸せを追求したい

内省を重ねる中で、「自分1人の幸せでは満たされない」という答えが見えてきた。

「高い壁に向かってチャレンジしている状況は幸せだけど、満足したらその幸せはなくなっちゃう。だから1人で挑戦するだけだと幸福な状態が続かない。

『自分が挑戦する+周りに影響を与え、密に関わる仲間も幸せを感じる=自分の幸せ』
ってことがわかった。
俺は自分勝手な人間だと思ってたけど、周りも幸せになってほしいと思うみたい」

千葉の幸せやワクワクの源泉は、自分の知らない事実や思想に触れること。
それによって既存の価値観が壊れてアップデートされる瞬間、予想できない未来に向かう時に、大きな喜びと興奮がある。

この喜びは、1人では得難いものだ。人とのコミュニケーションで起きた化学反応の先に、予想できない未来が待ち受けている。

自分が仕事を通して実現したいのは、ともに働く仲間と幸せを追求することなんだ。

会社を設立することが今の最適解だと感じた。

その瞬間、新卒時代から関わりがあった同い年のデザイナー・小栁 大成に、夜中にも関わらず電話をかけていた。

「会社作ろうと思うんだけどどう?一緒にやらない?」

唐突な誘いに戸惑いつつ、小栁もこの挑戦に乗ってくれた。
そうして、自分たちが関わることで付加価値をつけ、「世の中に溢れている幸せを認知させる」ことをミッションに掲げた会社、株式会社PLASILが設立された。

左から小栁、千葉(会社設立前)


会社を作ってからは、関わる人が変わった。
これまでは自分と同じ立場である個人事業主の仲間と話すことが多かったが、経営者の諸先輩から、経営のこと、組織のことをもっと教えてほしいと思うようになった。
仙台を飛び出し、案件で関わった方やSNSで知り合った人、「オモロそう!」のアンテナが働いた人たちに会いに日本中を飛び回った。

ものすごい勢いで価値観や方法をアップデートする日々。
正社員を雇い、組織を運営する中で「自分だけでなく他人の幸せも考える」という新たな責任感も生まれた。
毎日必死ではあったが、とにかく楽しかった。

千葉が悩み葛藤の末に見つけた、「仲間とともに果てしなく高い壁に向かってチャレンジする」幸せの形を、ようやく手にしたように思われた。


ところが、PLASIL立ち上げから半年が過ぎた頃、千葉と小栁の歯車が噛み合わなくなってきた。
「期待値調整のバランスを誤ってしまったし、仲間と仕事をする上での大事なことを何もわかってなかった」と千葉は振り返る。

「一緒に働いてみて、自分と同じ速度で走らせることは違うと気づいた。この速度での成長を強要したら彼は壊れてしまう。
それって大成の幸せじゃない。大成はなんの保証もない会社の立ち上げに人生を懸けて応じてくれたのに、彼の幸せを本気で考えられないくらい突っ走ってしまった。

自分のやりたいこと=大成のやりたいこと、ではない。
俺たちは得意分野も性格も生きてきた環境も違うから、当たり前のことなのにね。でもこの時は、それを全く考えられていなかった」

小栁を巻き込んでおきながら、彼に仕事を通しての幸せを提供できていない。
正社員を雇うというのは、雇用する側にも勿論大きな責任があるが、入社する社員にとっても人生の大きな選択なのである。
その責任の大きさと同時に、自分の無力さを痛感した。

「でも自分はこの速度で走りたい。会社でやりたいこともたくさんある。かと言って、大成を置いていくなんてことはできるわけない。これはどうすればいいんだ?ってかなり悩んだ」

互いに認め合いたいのに、仕事を前にするといがみ合ってしまう。
上手くコミュニケーションが取れず、歯痒く苦しい日々が続いた。


「合併ニキがなんか言ってるよ」そして新たな挑戦へ

小栁と今後について腹を割って話さなければ、と思っていた頃、千葉はとある誘いを受ける。

「おう勇志、うちと合併しようぜ」
友人かつ先輩経営者の、デジタルゴリラ代表・菊池 習平である。

デジタルゴリラは当時、人材リソース面に課題を感じていた。悩みに悩んだ菊池は、近しい未来に向かう会社と合併することが解決策なのでは、という考えに行き着いた。
経営資源を集中し掛け合わせることで、何倍もの速さで会社が成長し、世の中に新しい価値を提供できると考えたのだ。

急に合併の話を持ちかけてきた菊池に対して、最初、千葉は「クソみたいな提案」と抵抗感を覚えた。
「合併ニキがなんか言ってるよ、って相手にしてなかったんだけど……」と口を開いた。

「合併の前に一緒にプロダクトを作ってみようよと言われていろいろ話し込んだ。そしたら、これオモロくね?ってものができたんだよね。『面白い』の感覚が一緒だった。一緒に世の中に面白いことを提供できるのは、いいかもと思った。

クライアントやメンバーに対する価値観も一致してたり、会社として目指す方向がかなり近かったり、会話を重ねるほど『一緒に仕事できたらいいな』って思わずにはいられなかった。

きくしゅー(菊池の愛称)の隣で働く経験は、自分のキャリアを確実に加速させる。きくしゅーは俺にとっての加速装置だと思った。
それと同時に、今は俺、彼より能力はないけど、俺がきくしゅーの年齢になった時には圧倒的に彼を超えていると思う。根拠はないんだけど(笑)。
でもさ、それって会社としてはいいと思うんだよね。

いろいろ考えた結果、面白いと思った!
デジゴリはこれから社員を増やしていく。ってことは俺の成長次第でこの会社が変わる。オモロイやん!って。最終的にワクワクに変わった」

菊池と千葉

「自分の加速装置」と言い切れるほど信頼する仲間と、ワクワクする未来を描く。
そのために、千葉は2024年4月から、株式会社デジタルゴリラの取締役に就任した。

同時に、PLASILは円満に解散。小栁とは仕事をするフィールドは変わったが、現在も協力関係を築いている。
「仲がいいのは変わりないし、俺、大成のこと人としてすごく好きだから。これからもお互いに頑張っていけたらいいなと思う」


数々の波乱の末にゴリラになった千葉の、新たな挑戦が始まった。


「気づいたらiPhoneが電子レンジの中に入ってて……」

デジタルゴリラの事務所で、千葉はしょっちゅうこんな突拍子もない話をする。
家の中でiPhoneをいじりながら食材を温めようとしたら、無意識のうちにiPhoneを電子レンジに入れてしまったのだという。

冗談かと思って聞き流していると、オフィスチェアの肘置きに自分で載せたiPhoneに気づかず「ない!どこいった!?」と叫んでいるから、どうやら本当の話らしい。

千葉はよくモノをなくす。

先日心療内科を受診し、ADHD(注意欠陥多動症)とASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けたという。
感想を尋ねると「症状には気づいてたから、やっぱそうだよねって感じ」と笑顔で話し始めた。

パンダに乗る千葉

「むしろ、もし診断がつかなかったら『もっと深刻な病気なのか?』って心配になってたかも。

ただ一つ、診断後にもらった処方箋を使うかどうかだけ悩んだ。
確かにADHDのために日常生活で困ることもあるけど、この特性が自分の強みとして作用した経験もたくさんしてきたから。今も、AIの新規事業が成り立ってるのは過集中状態でゲームみたいな感覚でAIに没頭したおかげだし(笑)。
結局、この特性を失いたくないと思って、薬は使わないことに決めた。

新卒の会社員の頃に診断を受けてたら、何かしら直さないとって思ってたかもね。でも、この特性を強みにできているし、めっちゃポジティブ。ADHDでよかった!」

個人事業主として1人で仕事をしていたら、ここまで振り切って行動もできなかったかもしれない。

「今は1人じゃないからね。組織を構築しているからこそ、弱みは助けてもらう精神で。俺ができないことを得意とするメンバーが居てくれるので、頼る!
その分、みんなが幸せになれるように、会社を牽引するための強みを尖らせ続けることに重きを置くと決めた」


マーケティングの力で、世界をウホッとさせたい

デジタルゴリラのミッションは「世界をウホッと!」。
合併に伴ってミッション・ビジョン・バリューのリブランディングを行い、最も時間をかけたのがミッションの言語化だった。

この思い入れのある会社のミッションは、そのまま千葉自身の目標になったという。

「デジゴリをめちゃくちゃ面白い会社にしたい。
経営者としても人としても成長して、数年後にはデジゴリを、宮城県をリードする会社にしたい。
そして長期的には世界をウホッと驚かせるようなサービスや場所を作りたい。
やっぱそのためにはさ、1年で5年間くらい成長しないと!時間まじで足りない(笑)」

自分の特性を乗りこなし、武器に変えて、理想の未来に向かって千葉は今日も働き続ける。

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