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異修羅(2)

珪素さんの小説「異修羅」が面白いので登場人物とかを自分用にまとめます。全選手入場したら「一ミリくらい知ってるトーナメント予想」とかする。

全員が最強。全員が無双。全員が英雄。全員がチート。一人だけが、勇者。

異修羅を読み進めています。8人目の出場者「絶対なるロスクレイ」まで読みました。(1)の段階では(ふんふん、なるほど。こういうやつらがでてくるんだ!)というレベルで興奮していましたが、今回読んだ部分はさらにスケールというか位相がぶっ飛んでおり、とんでもない領域に入ってきました。「 ええェー? これをおなじ土俵で戦わせるのかい!?」 この小説、絶対におもしろい。小田原にて(夢枕語)

異修羅目次

(1)十六修羅登場編
柳の剣のソウジロウ。
星馳せアルス。
世界詞のキア。
無尽無流のサイアノプ。

(2)十六修羅登場編
静かに歌うナスティーク。
地平咆、メレ。
音斬りシャルク。
絶対なるロスクレイ。

(3)十六修羅登場編
不言のウハク。
魔法のツー。
冬のルクノカ。
黒曜、リナリス。

(4)十六修羅登場編
窮知の箱のメステルエクシル。
おぞましきトロア。
逆理のヒロト。
????。

(5)トーナメント予想編
一回戦展開予想

(6)トーナメント予想(結果)編
一回戦結果(前) 

(7)トーナメント予想(結果)編
一回戦結果(後)

(8)第二部終盤から第三部以降編
未来へ

(2)出場選手のインプレッション 

(1)とは存在格自体が異なるような異形たちが続々登場するぞ。

静かに歌うナスティーク。

暗殺者。天使。
「通り禍のクゼ」という盾マンにとりついた原初の天使(創造神のマウスカーソル的な概念か?)というべき存在。知性や感情はあるようだがクゼの鏡像反応であり、いささか「壊れている」とも評される。クゼにしか見えない。クゼに対する害意に対して自動的にカウンターキルをする。それは抵抗できない。 接死。クゼにしか見えない。

予想
出場するのはクゼちゃんなので彼の話をする。なんだかんだで本人の意思に反して生き残ってしまいそうだ。どう考えても不幸を身にまとってるし死のうとしても死ねないのだろうなあ。ということは、前向きになった瞬間に死ぬのでは。お見合いとか明日の夜ヒットに戸川純とかをセッティングとかしよう。

地平咆、メレ。

弓手。巨人。
ぐうたらな丘巨人(3/3)と思われているメレは地をこね川を曲げるほどのダイダラボッチ級の巨人である。彼は己の背丈ほどの弓を引き絞り星を穿つとされる弓手であり、その天災級の一射は理屈で受け止められるものではないのではないだろうか。

予想
移り気な巨人が一か所で一つの技術を磨くことに専念をしたら? そんなロマン砲の塊であり。獅子の門の室戸クンのような気は優しくて人殺しみたいな爆発的な何かを感じる。とても応援したい。なんかだかんだで本当に星を墜として散りそう。

音斬りシャルク。

槍兵。スケルトン。
自らの正体を知るために戦場をめぐる「俺の名を言ってみろおじさん(性別不明)」であり神速の槍捌きと自由自在の間合いの調整をバカが削ったミニ四駆のような軽量化ボディで実行する凄腕だ。

予想
スケルトンの特性が不明だけど、もしかして(黒)再生とかできますか?瞬間的な分離集合が可能だけど変形合体中に関節になんかを挟まれたら死ぬのでは。ガムとか。目立った超常能力を見せていないけど速度があればほとんど関係ないだろう。

絶対なるロスクレイ。

騎士。人間。
卓越した正統剣士だが実力は他の超常者たちを上回ることはないと自己評価している。国家という無限のライブラリと人望という無限のマナソースを併せ持つ「絶対」を維持するための人工英雄だ。

予想
様々な英雄たちのエピソードの中にも「絶対」として語られる存在感と逸話が最大の武器。闘う前に心を折られる存在が多数だろうが修羅達に対してはどうだろうか。そして、その本性。読者が予測すらできなかったであろうレベルの卑怯者。なんてやつだ!メッキが剥がれてしまえ!(……キラキラ……)えっ?なにこの取ってつけたような心情吐露……そんなのずるいだろ。やめろよ、えっ!ロスクレイ・ライトって入場者特典でもらえるんですか?やったー!ガンバレー!ロスクレイー!ジャイホー!(あっさり逝くやつじゃんこの展開)

思ったよりもハイペースで次回へ続く。

【お知らせ】
2018/7/17 00:00-(予定)で勝敗予想大会を開催予定です。


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