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「Avengers vs. Thanos」(1968年作品)

Amazon Prime Readingde洋書版のマーベルコミックスが結構読めることが判明したのでモリモリ読む。

Amazonの収録話からの情報によると1968年作品。ゴルゴ13の連載開始やねじ式と同じ時代のようです。(Wikipedia情報と食い違いので諸説あります)

この時点で佐野さんが攻め込んできて大暴れしてみんなで止めるというスタイルが完成しており、それから年輪を重ね続けた50年間の争いの集大成が「インフィニットウォー(映画)」であると考えると感慨深いものがあります。つまり「ゴルゴ13 VS 全コミックキャラ」と言い換えることができるわけで、これは強い。

サノスさんに強力さは、例えば、エゴに目覚めて殺人を開始したゴルゴ13を止める手段はあるのか。と考えてもらえばだいたい想像がつくと思うんですが、基本的に単独で止めるのは無理です。

こっちもマスターキートン、ジェド・豪士、湯けむりスナイパー、静かなるドン、山岡史郎、企業戦士YAMAZAKI、墨攻、浮浪雲、あぶさん等でチームアップして対抗せざるを得ず、これによって人間関係の物語がぶつかり合いストーリーがドライブしていくわけです。

本作コミックの方はかなりコズミック感が強いです。レトロフューチャーなキャラクターデザインやセリフ回しがちょっとオモシロを醸し出していますが、おなじみの面々がチームアップしていくのをみると楽しいですね。(表紙を見ての通りガンロックは丈夫なので基本的には受けです)

キャプテンマーベルだかアダム・ウォーロックだかのぽっと出の「俺の考えた強キャラ」みたいなやつらが活躍するオリキャラ展開がちょっとアレですが、確実にキャラクターへの愛着が増すのでプライム無料で読めるうちにパラパラっとめくっておくとよいんじゃないでしょうか。

おまけ(試し読み可能なセクションを読んだ時の感想)

ドラックス・ザ・デストロイヤー!?
おまえなんで服を着ている!?乳首が敏感なはずでは?
そもそも見た目が違うし、そんな宇宙吸血鬼みたいな格好だと乳首がやばいんじゃないのか!? おまえはもっと裸でゆっくりピーナッツを食べると己の姿を消し去ることができるとか言ってるようなやつのはずじゃないか! チクショウ!!この作品はキャラクターをよくわかっていない。公式からの解釈違いをお見舞いされるなんてもうこりごりだ! こんな部屋に一緒に居られるか。俺は部屋へ帰らせてもらう!!


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