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ずっと前から映画を早送りしてた昭和世代が『映画を早送りで観る人たち』を読んで共感できた事とできなかった事

早送りはする

配信サービスが始まる前から、WOWOWで映画を録画して時間のある時に見るのが私の習慣だった(今でも)
10年以上前から「15秒送り」のボタンで何も起こらなそうな場面はとばしてみていた
映画冒頭の監督のプロデューサーの名前の後にタイトルが出てくるところもとばす
一緒に夫が見ているときは「なんで早送りするん?そこに伏線があったりする」と言われ一緒に見るときはしなくなった

共感できること

・映画を早送りでみる
(もちろん早送りしない映画もある)
・1.5倍でみる
(1.25倍で見ることがあることがある、セリフが1.5倍よりもよくわかる)
・旬が大事
(noteを初めてから特にそれは意識しているが、だれも見ていないような不人気な作品を見るのも好き)

共感できないこと

・ファスト映画(あらすじ動画)をみる
(まとめたものを見ても面白いとは思えない)
・ネタバレを読む
(知りたくない、見ない映画のネタバレを読むことはある)
・連続ドラマを〇話とばす
(長期連続ドラマ大好き人間としては、それはない。とばすぐらいならそのドラマはもう見ない)
・見たいものだけをみたい
(私は自分が興味なくても、家族が見るものを一緒にみてある程度楽しめる。自分が見ないジャンルだから学びも気づきも多い。最後まで面白くなくてもいい)
・正解を求める
(自分の解釈があっているかを知るために考察を読み込むらしい。考察は読むが正解かどうかは重要ではない)

おすすめ映画を聞かれる

英語を教えているので授業で定期的におすすめの映画を紹介する
英語的に簡単なもの、内容的に大学生が見たほうがいいもの
劇場公開しているので、見てきたらいいよというもの
そこでは誰がみてもおおむね高評価だろうというものを紹介する

その後学生がどんどん個別におすすめを聞いてくる
年齢もちがうし、ネットで調べたら作品のレビューはあふれているのに、それに私は学生の個々の好みをわかってない、
なぜそこまで知りたいのか不思議であった
この本を読んでわかった
コスパ・タイパである
調べるよりも、手軽であるし、全く知らない人でもないので、ある程度信用した人から手っ取り早く知れるからである
失敗したくない
という気持ちもあるのではないか。
色々みて自分の好みのものに当たった時に私は楽しみを感じるが、学生はそうでないようである

人に映画を勧めるときの条件

私と娘はお互いにおすすめの映画・ドラマを紹介する。それはお互いの趣味をわかっているし、今までだいたい同じものをみているからだ。
あと語学力が私たちはだいたい同じである。英語がまあまあわかり、スペイン語が少しわかる、韓国語は単語しかわからない。(映画を見るうえで語学力は重要)

学生に紹介するときはこの前提がちがう、その子が今までどんな映画を見てきたかわからないので、迂闊に勧めることができないので、何問かこちらから質問してから勧めるすすめることにしている。

映画以外のことでも学生には、評価に入らない課題の重要さや、人生には無駄なことなんてないことを日ごろをから伝えるようにしているが、伝わっているかはわからない


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