【秘話】「月の裏側」だけではなく「月の心(ウラ)側」を知ることでコトタマ感知の感性が養われる。
こんにちは。
言靈に則した名前創り「コトミハオリ」を行っている命名師の諒太です。
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都市伝説をはじめとした宇宙人・宇宙の話のなかで「月」がとりあげられ、
「月の裏側」
なんて話題があると思いますが、言靈の視点ではどうなっているのか?
今回は「月の裏側」ではなく言靈、心の視点を通して「月の心(ウラ)側」をみていきます。
言靈の参照先は、
「古事記と言霊」島田正路 著
と、します。
(販売して頂きありがとうございます。)
月は「ツ・キ」なので
・言霊ツ
大戸日別の神
(おほとひわけ)
渡す力動
例.「連なる」「続く」など。
・言霊キ
角杙の神
(つのぐい)
人が生きるための知識や判断、心情などを掻きくり引き寄せる。
(イラついてムキになる「キ」)
これら二音の羅列と力動が「ツ・キ」になります。
「月」というものを心の側からとらえる場合に必要なのは「夜」です。
現代の社会は電気や家に籠るなどして夜はあまり出歩かなかったり、月に注目して夜を過ごすことは少ないと思います。
しかし、昔は違います。
街灯もなければ電気も使わず、明かりは火をたきロウソクを明かりにするような生活でありました。
現代よりも夜を照らす明かりが少なく、とても暗かったわけです。
その真っ暗のような夜の世界に「月」という点体が鎮座し、夜の世界を照らします。
闇夜を照らす月は真っ暗な世界を照らしてくれる存在であるので月を見ると「ホッと」するんですよね。
そして闇夜の中で光る天体「月」をみて
「あ~~、綺麗だな~。」
とも感じるわけですね。
街灯まみれの現代でも
「あ~~、綺麗だな~。」
と感じることがあると思います。
そう、闇夜の中でぼんやりと輝き世界を照らす「月」をみると、「ホッと」したり、「綺麗だな」と思ったり、思いにふけ風情を感じたりするんです。
この感情の動きと感覚と状況をあわせてまとめていきますと「月」をみたから「キ」がうまれ、「キ」を渡してくれたのは闇夜の中で光る天体…「ツ・キ」なんです。
なので「月」というのは「氣(キ)を渡してくれる(ツ)存在」であり、闇夜を照らしながら自分についてきてくれる「付き」の存在なのです。
こうした心情背景・状況から、「月」(ツキ)という名前が創られたんだろうなと思います。
心・言靈を網羅した靈知リ(ヒシリ)の言葉創りの感性と合理的な構築力には頭があがりません。
また、言靈の話をします。
今回はこのへんで。
命名師
諒太
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