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何も変わらない。

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よかったら見てください。 超短編小説を集めたものです。 話は一つ一つで終わりです。
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#思い出

鈍色の純情

ジリジリとうるさい太陽の熱視線を
隠してくれる雲が私は好きだ。

生活の音を消してくれる雨はもっと好きだ。

雨粒が跳ねて踊り狂う水溜りは
ずっと見ていられる。

いつも世界は広いのに、
この世界には私しかいないように
感じさせる傘を広げて、
いつもするイヤフォンをカバンにしまい、
私は学校に向かう。

今日は雨だから、
多分は私は教室に2番目に入る。
いつもは1番目だけど、
雨の日は特別だ。

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