おもしろいものと新しいもの
小学生のとき。テレビでゲームができる機械が発売された。何を言っているんだ?あたりまえじゃないか。と今の人たちは思うかもしれない。私の子ども時代は違ったんだ。テレビはアニメやスポーツ、ニュースにバラエティ、ドキュメンタリー番組を見るものでしかなかった。テレビでゲームをする?何を言っているんだ?でした。
ファミリーコンピューター。
略してファミコン。
自分がテレビの中のキャラを操作し、飛んだり跳ねたりして敵をやっつける。あるいは世界を旅して問題を解決し悪いヤツを倒す。F1レーサーになったり、プロ野球選手になったりと、ファミコンがあればカセット(ゲームデータが入ったソフト)を変えると様々なゲームを楽しめた。
子どもはもちろん、大人も夢中になって遊んだ。
そこからゲーム機は進化を遂げていく。映像がきれいになり、音声が入り、音楽は荘厳なスケールとなる。ゲーム内のキャラがリアルに、まるで映画を観ているかのように動く。
携帯電話が普及しはじめたのは大学生のとき。電話機能、メール、ちょっとだけインターネット。そしてスマートフォンが登場した。携帯電話というより小型パソコンだ。パソコンと変わらずネットができる。さらにゲームもできる。なんと財布にもなる。
新しいものが次々と現れていく時代に生きていた。「新しい=おもしろい」がずっと続いてきたんだ。
ところがである。
文章の世界は、もしかしたらずっと変わっていないのではないかと思うんだ。
続きは放課後ライティング倶楽部で。
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