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どうやって理想の文章をインストールするか
大学時代。毎晩寝る前に本を読む習慣があったんです。そんなにお金もなかったから、ばんばん本を買えない。デート代優先だし。だから同じ本を繰り返し読んでいたんです。今みたいにスマホもないしね。本を読むのが娯楽でした。
森博嗣さんのエッセイ本を何度もくりかえし読んでいました。
すべてがEになる
毎日は笑わない工学博士たち
封印サイトは詩的私的手記
ウェブ日記レプリカの使途
数奇にして有限の良い終末を
(タイトルいいね)
この5作はそれぞれ10回以上は読んでいます。エッセイを再読するなんてあまり考えられないかもしれないけど、おもしろかったんだよね。
今、再読する本はあまりないのかもしれない。1回読んだらそれっきり。もしかしたら、ここに文章がうまくなるコツが隠れているかもって思うんだ。
私が記事を書き始めたころ、手本にしたのは森博嗣だ。間違いなく真似をしていた。真似するつもりはなくても、エッセイを何度もくりかえし読んだことにより、勝手にインストールされてしまったんだ。文体と考え方が。
妙に固い文体と(今はマシになったと思う)ちょっと皮肉を効かせる内容は、森博嗣さんから影響を受けまくっている。
そこに糸井重里さんが加わり、伊集院光さんや、ひすいこたろうさん、加藤はいねさんが混じったわけだ。
でもやっぱり根っこは森博嗣さんなわけで。そんな私が「この本はインストールするまで読み込みたい」と思う本に出会った。
続きは放課後ライティング倶楽部で。
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