あなたはラーメン好き?
先日祖母と2人でラーメンを食べに行った話。
毎週決まった曜日、祖母は病院へ行く。
病院が終わるのは、大体12時半頃。
もうお昼だね、何たべる?なんて考え始めるお昼時。
前まではその日集まれる家族みんなで外食していたけど、姪っ子が生まれてから姉は外食が難しく、みんなでお弁当を買って食べるようになった。週一の特別な日。今の私の楽しみの一つである。ふふふ
ある日、お寿司をテイクアウトしてみんなで食べようという母の提案を却下したのは病院へ向かう途中の祖母だった。
基本食べたいものをはっきりと言うことはなく、なんでも良いと周りの意見を聞く祖母が。
今回はラーメンが食べたいと言った。
歳を重ねるたび自我が強くなってる?とも感じる。それはそれで良いんだよ、何も悪いことではない。
先週、祖母と母と私はラーメン屋さんでラーメンを食べた。祖母は久しぶりに食べた、ラーメン屋さんのラーメンが美味しくて仕方がなかったらしい。
帰りの車の中は、美味しかったね、と、また行きたいを繰り返す祖母。
そして今週も祖母はラーメンが食べたいと言った。
私、二日前もラーメン屋さん行ったんだよな〜モヤモヤというのは心の声。できればお寿司テイクアウトがよかったな〜、というここだけの心の声。
いや、でも、待てよ、祖母と外食は楽しいし、行きたい。結局は美味しいし、ラーメンはだいすき、ありだな、と徐々に変わっていく心の声。
姉は姪っ子のお世話で外食はできないし、母はお弁当を希望した。私がもし行くならおばあちゃんと2人で行っておいで、という母。
行きたくないわけではないけど、先週みたいに、すぐに行こうっ!とは乗り気になれなかった私。
それでも結局は、行く!と言った。
会うたび、杖や誰かの支えを求める祖母を見て、できる限り自由に楽しく毎日を過ごしてもらいたいと強く願っている。
話を聞く限り、今までの人生、苦しいこと、辛いことをたくさん経験したであろう祖母。きっと楽しいこと、嬉しいこととも出会っているとは思うけど、今は、できる限り食べたいものを食べて、行きたいところへ行って、会いたい人に会ってほしい。
常に幸せな感情で心が満たされていてほしい。
歳を重ね今の祖母は、負の感情は少しでも時間が経てば勝手に忘れちゃう仕組みになってるんだけどね。良いことだ。
ラーメン屋さんのラーメンを食べたいと思うなら、食べよう。
祖母と、混んでいるラーメン屋さんで30分待つのも楽しい。何度も何度も同じ話をする祖母は愛おしい。
案内された席が遠くても、手を繋いで、一緒に行くし
美味しそうなラーメンの匂いに包まれながら、一歩ずつ店内を歩くのも楽しいよね。
しょうゆラーメンを啜って。
天津飯を食べる。
唐揚げも半分こする。
祖母は完食。
こたろより食べた。と自慢げに言う祖母。
本当にその通りだった。
なんか、全部嬉しいな〜
どの瞬間も嬉しい。
また行こうね。
今日も今日とて、バイバイする時は手を握るの。
その手の温もりと力強さは、昔から変わらないから安心する。
次は何ラーメンにする?
あのラーメン屋さんは、しょうゆラーメンが美味しいんだもんな〜
あぁよだれ出ちゃう、
あぁ飯テロになるくらいの文章力なかったや
みなさんが美味しいものを食べてる幸せな夢でもみてますように。
それかよだれ出ちゃうほどの熟睡を。
少し目が覚めたので下書きからの投稿です。
おやすみ!
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