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わたしの劣等感
どうしても人と比べてしまう
何を基準に比較してるのかも、冷静に考えると自分でもよくわからないのだけど
大好きな友人がいて
私が苦しい時
安易に慰めるでもなく
ただ側にいてくれた
その人は
私が欲しいものをみんな持っていた
勝気なまでの確固たる価値観
夢中になれるもの、仲間
潔さ、凛とした佇まい
他にも数えきれないほど
いつか冗談混じりに でも敬意を込めて笑って言った
『羨ましいよ』
そしたら言われた
『私が何も持ってないから?』
あまりに驚いて、自分がなんて返したのか覚えていない
私が見えているもの
私が見えないもの
あなたからは見えているもの
あなたから見えないもの
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