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賃貸物件への入居日一番に絶対すべきこと

私はどうも長いこと同じ住まいに居れない、引越し好き人間らしい。

高校卒業後に実家を出てから、夫と一緒に暮らし始めるまでの一人暮らしの間に7回家を替えている。

ちなみに全て特に事情はなく、ただただ家を替えたくなるのだ。
(気分転換?)


そんなお家替え好きな私が「賃貸に入居した日、まず一番にやれ!」と思うことは、

「物件内の隅から隅まで写真を撮ること」

特に壁や床の傷は入念に


なぜかというと、退去時に原状回復を理由に高額退去費用を請求される可能性があるからだ。
たとえ自分が付けた傷、汚したものでなくても、それを証明できなければ負ける。

私は父からこの鉄則を教わり、守ってきた。
が、6回目の家から退去をする時、ついにやらかしてしまった。



その退去日には、物件の管理会社の男性が1人でやってきた。
いつも通り退去の立会いは終わると思っていた。

ところが、白い壁についた黒い線を理由に、壁を張り替える必要があるから敷金以上の請求になる旨を告げられ、その場で書類にサインを要された

費用は10万円ほど。

その壁の黒い線は、確実に入居当初からあったものだ。
おそらく以前の入居者がその場所にテレビを置いていたのではないか、という位置だった。
私はそもそもテレビを設置していない。家具もベッドとテーブルくらい。


しかし、どんなに説明しようとも立会人は聞き入れてくれない
挙句の果て、「本当っぽいですね。でも仕方ないですね。」とだけ言う。

私は必死でスマホの写真フォルダを遡る。

<ない…なぜかない。もしかして入居日に写真撮り忘れた?>


次の入居先の物件に向かう必要があったため、私は時間を気にして諦めた。
当時20代半ば。女一人暮らし。戦うには弱いと感じてしまった。
そしてサインをしてしまった。

もう社会勉強代だと思うしかない

そう思って、悔しさを堪えてサインした。


今思えば、どうにかサインを後日にすればよかったとか、その場で知識のある知人に電話すればよかったとか、いろいろ考えるところはある。

それも含め、社会勉強代だと思おう。


それ以来、二度と写真を撮り忘れないと誓った。



最後まで読んでいただきありがとうございます!

【簡単な自己紹介】
29歳 / 中国地方の田舎で生まれ育ち、大学進学で海外、就職で東京 / 2020年:夫婦で脱サラしDigital Nomadになる / 全国15地域で移住体験生活・5地域でワーケーション経験 / 現在は北海道限定で遊牧ライフ中

ブログでは北海道の暮らしやリモートワークスポットをメインに発信中♪
https://taminoko.com/


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