女性雇用に関する調査【vol.1】
会社員からフリーランスに転身して約3年半。
クライアント企業は、大企業からスタートアップまでさまざま。
業種も多種多様。
やり取りする先方の担当者も、代表者からインターンまでさまざま。
先日、日本の女性雇用実態について考える機会があり調べてみたので、noteにメモ。
以下、厚生労働省「令和3年度雇用均等基本調査」、内閣府「令和4年版男女共同参画白書」より。
■女性就業者数、就業率
□R3年 日本の就業者数
L女性:3002万人
L男性:3711万人
◉女性の就業者数は、H24年〜R3年までの9年間で約340万人増
□R3年 就業率(男女ともに上昇)
L15~64歳の女性:71.3%
L15~64歳の男性:83.9%
■S56年からの年齢階級別労働力率の変化
□女性の年齢階級別労働力率(M字カーブ)
LS56年は、25~29歳(50%)、30~34歳(48.9%)を底とするM字カーブ
LR3年は、25~29歳(86.9%)、30~34歳(79.4%)を底とするM字カーブ
◉R3年では、以前よりもカーブは浅くなりM字の底となる年齢階級も上昇
◉グラフの形は、M字から先進諸国で見られる台形に近づきつつある
■年齢階級別正規雇用比率
□R3年 女性の年齢階級別正規雇用比率(L字カーブ)
L25~29歳の58.7%をピークに低下
■男女間給与格差
□男性の給与格差は、長期的に見ると縮小傾向にあるが依然として大きい
□R3年の男性給与水準を100としたときの女性給与水準は75.2(前年より増)
□正社員男性の給与水準を100としたときの正社員女性の給与水準は77.6(前年より増)
■男女間賃金格差の国際比較
□男性フルタイム労働者の賃金の中央値を100とした場合の女性のフルタイム労働者の賃金の中央値
L OECDの平均値:88.4
L 日本の平均値:77.5
◉日本の男女間賃金格差は国際的に見て大きい
■年次有給休暇取得率
□フルタイム労働者の年次有給休暇の取得率は上昇傾向(R2年は56.6%)
□R2年の取得率は、女性60.1%、男性55.0%
■共働き世帯数と専業主婦世帯数
□共働き世帯は増加傾向(4組中3組共働き)
□専業主婦世帯は減少傾向(R3年の専業主婦整体は夫婦世帯全体の23.1%)
【vol.2】へ続く
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