なぜか観光地に行くと見知らぬ人から撮影を頼まれてしまう
昔から私は、なぜか観光地に行くと見知らぬ人から撮影役を頼まれてしまう。
ここ何年かは観光地らしい観光地に行っていないためないのだが、遡ること中学生の頃からこの現象は始まった気がする。
自分ではなぜだか全くわからない。
⚫︎「撮ってあげましょうか」といった雰囲気は全くもって出しているつもりはない
⚫︎人と積極的に交流したいタイプの人間でもない
⚫︎首から一眼レフをかけているわけでもない(そもそもカメラ持ってない)
それなのに一体なぜだろう。理由は不明だが、印象に残っている出来事をいくつか思い出したので記しておこうと思う。
①京都にて
高1のときに京大のオープンキャンパスに行ったついでに金閣寺を見に行った。このとき私は、京都に行くこと自体初めてであり、もちろん金閣寺を見るのも初めてだ。
私は金閣寺をまじまじと観察。
すると(おそらく海外からの観光客であろう)アジア系の方から英語で話しかけられた。
どうやら金閣寺と一緒に撮ってほしいらしい。
断る理由がなかったのでとりあえず撮影。
すると今度は違う外国人の方から声をかけられた。今度は欧米系の方。
同じく金閣寺とご一緒に撮影。
と、こんな感じで4~5組の方から立て続けに依頼を受けてしまった。
<まずい、このままでは金閣寺の写真撮影スタッフになる!>
と感じた私はすたこらとその場から逃げた。
②ドイツにて
ベルリン市内を1人でふらふら観光していたときのこと。
(訛りからしておそらくイタリアの)ご夫婦から英語で話しかけられ、銅像との記念撮影を頼まれた。
<ベルリンと言えど、あんまり多くはいないアジア人の少女をなぜ選んだのだろう?>
海外ということもあり、新手のひったくり系などを疑いつつも撮影。
特に何もなく終了。
ちなみに何の銅像との記念撮影だったのかは覚えていない。
③アイルランドにて
アイルランドにあるモハーの断崖(Cliffs of Moher)を見に行ったときのこと。
ここは、高さ約200mの断崖絶壁が8kmにわたって連なる有名な絶景地だ。
絶景を眺めていると、ヨーロッパ系の方から英語で話しかけられた。
絶景をバックに写真を撮ってほしいらしい。
快く引き受けて撮影。
このとき私はドイツ人の友達と一緒にいたのだが、これもどうして私のほうに話しかけたのだろう。
私より明らかに友達のほうが、明らかに言語が通じやすそうだと思うのだが。
思い出すときりがないが、印象に残っているのはこの3つだ。
不思議なのが、日本だけに留まらず海外に行っても同じ現象が起きること。
「なんかこの人写真撮ってくれそう、カメラやスマホを預けても問題なさそう」と思わせる何かがあるんだろうか。
まぁ、世界共通で頼みやすい/信用できそうな人であることはいいことなのだろうから、うん、いいのだろう。
でもなんで私なのか解せない・・・。
いつか機会があったら、どうして私に頼んだのか思い切って聞いてみようと思う。
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