学校にも有休があるといいのでは
世の中はGWのようだが、我が家は絶賛通常の日々を送っている。
先日、上記記事でも書いた通り、私は東京で会社員をやっていた頃から、有給休暇は混み合う連休は外してあえて普通の日に休みを取っていた。
人で溢れかえっていて交通費の高い連休にわざわざ行くことはない。
ニュースで連休の渋滞報道やUターンラッシュなどを見る度に感じていた。
それでも、なぜ人々は連休に動かざるをえないのか。
大きく2つの問題があると思う。
①子どもの学校の休みに合わせる
大人は有給のタイミングを選択できる。
だが、学校には有給休暇などない。子どもの休みは世の祝日になる。
子どもにも有給休暇があればいいのではないだろうか。
そういえば、私が海外で暮らしていた頃、セカンダリースクール(日本でいう中学高校)に通う友人たちが、病気以外でよく休んでいた。
例えば、「〇〇のコンサートを見に首都に行く」「お母さんの誕生日が近いから誕生日プレゼントを買いに行く」こんな理由だ。
先生に休む日と理由を堂々と伝えて休んでいた。
私は驚いたものだ。日本の小中高の学校では、病欠以外で休みづらい。というより、病欠以外の欠席なんて許されるのだろうか。
子どもにも有給休暇制度があれば、連休という人がごった返す時以外に親も休みを取って出かけやすいのではないかと思う。
②取引先の休みに合わせる会社
これは会社員時代の経験から感じることだ。
工場が連休に稼働を停止したりして、取引先(特に大企業)がオフモードになる。そのため、関係する企業の仕事もちょっと落ち着く。
結果、仕事が落ち着くタイミングに有給休暇を取ろうとなって、みんな同じタイミングで(連休に)休む。
こんな循環が起こっているように感じた。
もし学校に有給休暇ができたら、人の動きはどれだけ変わるだろうか。
大企業の工場停止などを連休以外にするなどすると、どうなるだろうか。
私個人としては、人で溢れかえっていて交通費の高い連休にわざわざ出かけるのは好まないので、人が同時集中的に動くのを緩和できたら嬉しい。
だけど人で溢れかえった各地も、シーズン恒例というか風物詩のようで、それはそれでいいのか。
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