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日本と欧米の試験 - 本質的な違い -

私は日本の田舎で生まれ育ち、学生時代にヨーロッパとアメリカで暮らした。

学校に通っていれば、どこの国でも学生をやっている以上、試験は避けては通れない。また、どこの国でも資格試験はある。

だが、この試験、日本と欧米では本質的な部分が異なると感じた。

■日本は暗記ゲー、欧米は知識/物を使って考える

日本の試験は、暗記ができているかの確認に近い。もちろん考えさせる問いもある。それでも圧倒的に暗記大前提になっている。

一方、欧米では知識や物を使ってどうすればいいのかを問ういてる。
例えば、私が実際に体験した試験の中では、数学の公式を書いたノートの持ち込みがOKだったり、関数電卓使用はもちろん、教科書の持ち込みがOKなことも多い。学校の試験でも資格試験でも同じだった。

■欧米は実務より

日本の試験は主に、実務するために必要となる/前提となる知識があるかを見ている

それに対して欧米では、試験そのものが実務を前提としている。
例えば、
・仕事をするときに、紙とペンを持って計算する?
 ー否、計算は電卓やコンピューターがやってくれる。
・法律や公式、表、年号など、全部自分の頭にあるものを信じる?
 ー否、確認しながらやる。

だから試験でも実際に実務では使いながら(見ながら)行うことは覚えなくていいということだ。


日本と欧米の試験どちらも経験した私個人の意見としては、試験に関しては欧米タイプのほうが理にかなっていると感じる。

今、生成AIとの在り方について議論がされているが、きっとこの生成AIとの付き合い方も日本と欧米で差がでるのではないかと思う。
既に日本では、Chat GPTを禁止する大学もあれば、取り扱いを定めて使用を許可する大学もある。

電卓やコンピューターと同じで、あるものは使い、どう使うのか
おそらく欧米では、全面的に禁止する方向にはいかないのではないだろうか。


最後まで読んでいただきありがとうございます!

【簡単な自己紹介】
93年生まれ / 中国地方の田舎で生まれ育ち、大学進学で海外、就職で東京 / 2020年に結婚、夫婦で脱サラしDigital Nomadになる / 全国16地域で移住体験生活・5地域でワーケーション経験 / 現在は北海道限定で遊牧ライフ中

ブログでは北海道の暮らしやリモートワークスポットをメインに発信中♪
https://taminoko.com/


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