気をつけよう

自動車の運転については、最近では特に、高齢者が引き起こしてしまった事故や運転免許返納のニュースに、注目が高まっているがあおり運転などの故意による危険運転などのトラブルにも目は外せない。
まだ実年齢も運転歴も若輩者ですが、部屋の整理をしている時に、事故傾向の書類を見つけた。きっと、免許取得時に教習を受ける過程での適性診断などで、誰もが受け取るものの一つだろう。
久しぶりに目を通して、客観的な事実から危険性を突きつけられると、何か自分の不出来や下手さを指摘または揶揄されている様で、正直に言って気分は良くない。
「ワガママで理屈っぽい」、しかし、「時にヘマをしでかす」、だから、「虚栄をできるだけ抑えて、自分中心ではなくて相手の立場を考えるだけのゆとりを持つべき」と、結構どうしようもない奴という認定をされてしまっている。
ワガママで理屈っぽい、なんて、本当に都合良く上手く、筋立てて言ったり我を通したり、確かに自分中心で嫌な奴だ。そのくせに、何かやらかす可能性や油断、慢心、隙もあるんだから、自分に甘いということだろうか。
悪いところだけでなく、特長も述べてあって、「周囲の状況判断を的確に判断して正しい決断を下せる」とか「行動力があり、比較的どんなことにも柔軟な対応ができ、臨機応変にスムーズに素早く対応できる」とは、嬉しいじゃありませんか。
悪いところだけじゃないんだなとか、悪いところもあるけど、良さもしっかり確認できるレベルとして持ち合わせていたんだなって、少し安心。
次は運転時における性格難には、「他の車に追い越されると頭にきて追い越しをかけたり、意地悪したくなるような未熟な面があり」と「その場の思いつきで行動する傾向あり。マナーはあまり良くなく、非常に真面目或いはやや背伸びをしたがり」という、自分で読んでいて結構恥ずかしくなることが列挙。
最後のまとめ、というか、教訓では、「不愉快なことが何か起こると、感情の高ぶりから冷静さを欠く。そのため、自分の感情を抑える冷静さを心掛けて、できるだけ多くの人と交際して、相手の感情や考えを理解するように努めるべし」
これって、運転の為に、プライベートに踏み込まれているのか。それとも、全て込みで言われているのか。もう一体なにをどこまで言われているのか分からない。笑ってもしまいそうだけど、重大事故や迷惑を与えかねない可能性を持ってしまっていることは確かだ。
言われたい放題で、かなり悔しいという感想はあるが、誰しも性格には善し悪し色々な面を持っているのは当然であり、やはり、運転にしても何にしても、過信は禁物で、そして、老若男女すべての人の、自分自身の問題として考えたり、自分自身の中にそういう可能性もあるということを意識して、良きマナーをお互いに出すことを期待したい。そうすれば、事故やトラブルは減らせるのだから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?