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推しのことがもっと好きになった話

2023年1月8日(月)、推しのお渡し会に参加した。
お渡し会を簡単に説明すると、推しから直接手渡しでポストカードをもらい、その後しばらく推しと対面して好きなことを喋ることができるイベントである。CDや写真集を買うと抽選で参加できる。

まず、私の推しを紹介する。Liyuuちゃんという歌手・コスプレイヤーである。ビジュアルが素晴らしいのはもちろんだが、仕草や表情のすべてが可愛いのも彼女の魅力である。
そして、私が推す最大の理由は、接近イベントで見られるファンサの良さにある。愛嬌があって可愛いうえにマジで対応が良い。今回のお渡し会で改めて実感したので、今日はその話をしたい。

ちなみに、お渡し会の前日は横浜でLiyuuちゃんのバースデーイベントに参加した。前日の様子は下記にまとめた。

横浜のバースデーイベントから一夜明け、大阪に場所を移して、推しのイベント2回戦が始まった。前日とは異なり、今回は完全に1:1の自分の時間が用意されているのが最大のアドバンテージだ。この時間を最大限楽しむことが今回の最大の使命である。

私は、彼女のお渡し会に過去2回参加したことがある。その2回で他人を観察し、そして自分で体感してわかったことなのだが、Liyuuちゃんは最後まで参加者の目を見ているのである。ここでいう最後とは、お渡し会で自分の時間が終わり、バイバイをしながら去り、参加者がLiyuuちゃんから目線を切らす瞬間までを指す。その間、Liyuuちゃんはずっと目を見て笑顔で手を振り続けいているのである。1回のお渡し会で参加者100人近くにまで増えることがあるが、それでもLiyuuちゃんが全員に最後まで同じ熱量で手を振り続ける。
これが本当にうれしい。Liyuuちゃんのサービスが良すぎて、毎回感激してしまう。そして、前よりもさらに彼女のことが好きになるのである。

今回もこれを楽しみにしてお渡し会に臨んだ。しかし、自分の順番を待っている時に大きな問題に気づいた。ステージの配置である。最後までLiyuuちゃんを感じるために、超えるべき試練があることに気づいた。

文章ではわかりにくいので、図で説明する。

すなわち、参加者は退出するときに後ろ側の段差を降りる必要があるので、段差の確認のために早めにLiyuuちゃんから目を切らさなければならないのである。今までのお渡し会では、退出するときに段差はなく、フラットなつくりでだったため、手を振りながら仕切りの外にフェードアウトするだけだった。最後の最後までLiyuuちゃんとの1:1の時間を楽しむのは簡単だった。

今回は一筋縄ではいかないようだ。列に並んでいる間、ぎりぎりまで目を切らさないための作戦を考えた。

ついに、私の番が回ってきた。まずは推しとの会話を楽しむ。さすがに推しとの対面が3回目ともなると、とても緊張してしまった。推しとは尊い存在であり、間近で見るとその眩しさに正気ではいられない。慣れることなどあるはずがなかった。それでも今回は推しの反応や表情を確認しながら話すことができたので、少しは余裕があったのかなとも思う。
30秒ほどの私の持ち時間は終わった。しかし、お渡し会はまだ終わっていない。私がLiyuuちゃんから目線を外すまでがお渡し会であり、むしろ、ここからが本番である。

Liyuuちゃんの「ばいばーい!」という声とともに、目線を外さずに右方向へ後ずさりを開始した。Liyuuちゃんは手を振り続けている。1歩、2歩、3歩…。視界の右下に段差を確認した。ここで左足を段差にかければ問題がないことを確信した。まだLiyuuちゃんは手を振り続けている。

左足を段差の方へ差し出し、降ろした瞬間である。Liyuuちゃんから「あー!」という声が漏れた。私が足を踏み外すのを心配して思わず反応が出てしまったのだろう。その瞬間が私の記憶から離れなかった。無事に帰るまで見届けてくれるうえに自分事のように心配してくれるLiyuuちゃんはなんて優しいんだろうと感激してしまった。
その後、段差を無事に降り、私が後ろを向く直前までLiyuuちゃんは笑顔で手を振ってくれた。

この経験を通して、Liyuuちゃんのことがもっと好きになった。些細なことかもしれないが、私にとっては印象的な思い出だった。

またお渡し会に行きたい。次の機会を楽しみに、今日も元気に生きよう。

ここから余談

お渡し会の時、前日に初公開されたMVの感想をLiyuuちゃんに少し喋った。その時の反応と仕草がマジでかわいかった。これは自分の中だけの思い出にしまっておくことにする。

Liyuuちゃんの新曲MVは可愛さが溢れているので、皆さんもぜひチェックしてください。

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