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鹿児島の「ちまき」(あくまき)

5月11日、鹿児島の親戚の方から「灰汁巻き(あくまき)」を
いただきました。(画像の左側が売られている状態で、右側は、
中身です。)
鹿児島では、ちまきと言えば「灰汁巻き(あくまき)」を指すようです。
あくまきは、もち米を竹の皮で包んで灰汁で茹でたもので、飴色で食感
がもちもちしたお菓子で、端午の節句の時期に食べられます。
灰汁には殺菌効果があり、あくまきは灰汁で茹でているので、日持ちが
よいため保存食としての役割もありました。
そのため昔は兵糧食としての役割もあったようです。
その後一般家庭でも食べられるようになり、五月の節句の行事には欠か
せないものとなりました。
灰汁には多くのミネラルが含まれ、からだに優しいアルカリ食品です。
あくまきはそれ自体に味は無いので、きな粉や黒蜜、砂糖でいただきます。
私は上白糖ときな粉を混ぜたもので食べています。子供のころから食べていることもあり、

「この味、この味、おいしいな~」

と思いながらアッという間に1本ペロリと食べてしまいました。
お昼ということもあり、これがお昼ご飯の代わりとなりました。


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