炊飯鍋de七草粥
昨日
冷蔵庫の残り野菜を処分したとき
翌日は七草粥の日だということをすっかり忘れて
迂闊にも大根葉(すずしろ)を味噌汁に入れてしまった
でも、ま、入れる餅がよもぎ餅なので良しとした
炊飯鍋で炊くことにした
おかゆ機能があるので
米と水を入れて押すだけだ
炊けた合図の点滅から時間が経って止めたので
お粥がなべ底に少し焦げ付いた💦
ところで
長崎の母親は「よもぎ」のことを
「ふつ」と呼んでいたので
「よもぎ餅」も「ふつ餅」と呼んでいた
昔は実家に何枚も田んぼがあって
田植えも稲刈りも脱穀も
近隣の田んぼの無い家族と親戚が
総出で稲作を助け合っていた
年末28日には
早朝からもち米を蒸して
石臼で餅を搗き
配る所帯数分の鏡餅を作り
残った蒸し米と
茹でて潰したよもぎを混ぜて
同じ様に石臼で搗いた
長崎の実家の鏡餅は
平べったく伸ばして大小2枚一組にして
ホオバとシダを餅2枚の間に挟んで
ダイダイを載せて床の間に飾った
よもぎの搗き餅は
大人が小さくちぎってこどもに渡し
こども達は
前の晩ササゲを茹でて作ったあんこを丸め
そのあんこ玉を入れてよもぎのあんこ餅を作った
あんこが残ったら白いあんこ餅にした
あんこが無くなったら
こども達は残った白い搗き餅を小さな丸餅にして
浅い木箱に並べて
その丸餅から形の良いものを取り出して
自分用の小さな鏡餅を作って机やテレビの上に飾った
両親が健在な頃は
息子が生まれてからの年末には
鏡餅とあんこ餅を
30日に間に合うように送ってくれた
【今日の晩ごはん】
・七草粥
・白菜味噌汁
・黒豚ヒレ味噌漬けステーキ
・特大福岡あまおういちご
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