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Baby-g の扱い方

今使っている⌚は、Baby-Gの三代目である。

高校を卒業した後銀行に勤めたが、ちょっとしたことで辞めることになってしまい、再就職の為に入社試験を受けたら、勤務先が東京になった。
男は私を止めたが、私は都会に憧れて上京してしまった。
3年間は遠距離恋愛で頑張ったが、東京と長崎では物理的にも心理的にも遠過ぎて、お互いに別の伴侶を選んだ。
その後高校の同窓会で再会して再燃し、東京と長崎の遠距離不倫となるも、結局また別れを選んでしまった。
その時に、こんなつまらない事で右往左往する自分に嫌気が差し、人生をやり直そうと長崎の駅ビルで一代目のBaby-Gを買った。
3年前にここ墨田区に越してすぐに一代目のBaby-Gが動かなくなってしまい、単純に寿命が来たんだろうと、新しいBaby-Gを買った。
しかし二代目はハズレだったようで、3年足らずで動かなくなった(-_-メ)
CASIOの⌚の修理が出来る店は少ないと思っていたが、検索してみると、なんとなんと目と鼻の先に修理専門店があった。

こんなに近くにあるんなら一緒にみてもらおうと思い、一代目も一緒に持ち込むと、すこぶる愛想の悪い店主が言い放った。
『あのね、ソーラー時計はね、引出しにしまいこんじゃダメなんだよ!!!』

アンタに言われなくったって             
そんなこた知っとるワイ!! ☆---¬(●_●゛)フン

しかし、ま、歩いて1分のところにあるんだから、ここはガマンだな。
数日後に修理が終わったと連絡があって店に行くと、『いちおう修理できたけど、保証はしないよ。これからはちゃんと太陽に当てなさいよ!!!』と、店を出る私の背中に叫びよった。
一代目の修理代が3,000円、二代目の電池入替が1,000円。
あいつ、案外愛情深い奴なのかもしれんが、それからすぐにまた動かなくなったので、もう二度とあの店には頼まないもんね(V)o¥o(V)

4月にデータ入力の仕事をもらったので時計の必要性を感じ、フリーター金欠母は、息子にお願いして新しい⌚を買ってもらった。
三代目の【Baby-G MSG】は、一見G-shockには見えないおしゃれな⌚だが、見かけによらず高機能で丈夫なやつだ。
息子に買ってもらった大切な⌚なので、今度こそ大切に長く使いたい。
かくして、帰宅したらすぐに窓際にぶら下げて、いつでも太陽光と電波を受け取れるようにしてある。

一代目が動かなくなったのがここに引越してすぐのことだったので、ここの建物が鉄骨造だから電波が届きにくいのだと気づいた。
我が家の他の電波時計も徐々に時刻が遅れてきているようなので、夜中に窓際に置いたり、たまにベランダで太陽光を当てたりして、電波の受信を促している。


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私の若かりし頃の過ちは、自費出版私小説「茜の海」に綴ってある(笑)



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