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誰かの人生を背負わないと決めた朝は とても気分がいい

誰かの人生を背負わなくていいと決めた朝は とても身体が軽い。いままで、ずっと、また、共依存に入っていたんだと気づく。

休日といえば、夫は 朝から買い食いして、家でつまらないテレビをダラダラみて、昼から外食して、ここで必ず生ビール。帰っきたら寝て、なんなら夜は家族全員で居酒屋だった。

夫は田舎で免許がないので、私が運転手だった。だから休日は 夫につきっきりだった。夫の買い物にも運転手しなければならず、その他 洗濯。掃除は夫がうるさがるのでできない。私は少しでも週末にしたいのだが、夫は嫌がるし、細かすぎるんだよお前は 掃除なんかしなくてもいいんだと 鬼のような顔になる。だから洗濯と夫の送迎で週末は終わる。そのせいで平日働きながらに掃除は欠かせないものとなった。夫は掃除をしてと頼むと、また怒り出す。その他夫の病院の送迎もある。土日は忙しい。
たまに役員などで 私が1日不在にすると、さあ外食に連れて行ってよ といわんばかりな夫がいる。私が家にいない=悪いこと だから 俺は機嫌が悪い と言う流れ。

コロナで外食できなくなって、私は嬉しかった。
家計が落ち着くからだ。

お酒を控えてほしいと言うと

こんなにつらい死ぬのを待っている人生なのに、お酒も飲んじゃいけないのか!

と 多い日 週末は缶チューハイ500を10本は飲んでいる。金土日 毎晩だ。しかも半分はコンビニで買う。高いのに。夫はコンビニが好きだ。運転できないから最寄りがコンビニしかないのだが。

友達に会うでもなく、散歩するでもなく、実家の草をとるでもなく、自分の人生だけなのに、死にたくなるほどなんだから酒を飲ませない私が悪い となるのだ。

このへんは、さんざん
おまえが悪いおまえが悪い
と育ててきた母の残像があるんだなと思う。トラウマの再上演。

マイホーム話は破談に終わったが、その最中、父に融資を受けようと言う話が出ていた。800万を予定していた私に夫は軽くこう言った

めんどくせーから 1000もらっちゃえよ お前もお父さん嫌いだろ どうせ金あるんだし

と 軽く言った時に

なんて酷い人なんだ。お金を大切にしていない。

と 私の中で何かが崩れた。

たしかに 私は父は苦手だし恨んでいる。母も母だ。ただこれは 10万100万の話ではない。1000万だ。父が人生をボロボロにして稼いだ金を、そんなふうに融資してもらうのは、流石の私もできない。

だいたい 父に融資してもらいたいのに、夫は父と話もしていないのだ。なのに私に お前話してこいよ お前の親なんだから。と。

責任ある振る舞い、しめの作業、あいさつ、そう言ったことが 夫はできない。が、いったん自分にチヤホヤしてくれる人には 飼い犬のごとく尻尾を振る夫。母そっくりなんである。そして身内に冷たいところも。

ことしは 誕生日に、誕生日おめでとうもなかった。

離婚はいいから とりあえず近距離別居で打診した。

今日から 土日は全部 私の時間だ!

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