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世の中に必要なのは、法整備ではなく、寅さんとか 野原しんのすけ。

「男はつらいよ」吉永小百合さんがヒロインの「寅次郎 恋やつれ」を見たのですが、これってヤングケアラー、且つ一種の毒親気質のお話でした。

吉永小百合演じる歌子の父親は物書き。歌子はお友達との旅行で寅さんに出会うわけですが、旅行から帰ると家は散らかり放題。父親は旅行から帰った歌子に目も合わせず書斎に座ったまま。
歌子は旅の話をするまもなく家事を始めます。

そんな歌子は父子家庭。家事をしないお父さんが気になって、好きな人と結婚もできません。

簡単に言うと、ヤングケアラーのネグレクト育ちなわけです。そう、歌子の話を聞いてくれる人がいないわけ。

そこで 寅次郎登場

てなわけですよ

ほんとね、世の中、法整備だの、子育て支援だの、ごちゃごちゃ言ってますが、寅さんがいれば、大体のことは片付く気がします。
むかしは、行き詰まる時、寅さんみたいなカウンセラーがいて、世の中の風通しをよくしていたんじゃないのかなって感じます。

だから 世の中に必要なのは、寅さんとか、野原しんのすけとか、そういう人たちなんじゃないかと思いますわ。しんのすけも、熱いやつですからね。

どんなに法で埋め尽くされても、心の孤独は埋められません。誰かに出会って最後は自分で自分を癒すんですから。

寅さんも、しんちゃんも、その人に寄り添って、全力で味方してくれます。優しさの押し売りなんかせずに、そうしたいからそうするんです、あの2人は。そんな人と1人で会うだけで、人生が変わっていくんです。寅さんはそう言う映画。
私の大好きな映画の一つになりました。

私がNetflixに入った決め手は、「浅草キッド」と「男はつらいよ」ですから!

まとまりないけど、寅さんとしんのすけ 混ぜたみたいな 心の癒しルーム やりたいなぁ。


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