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幸せって、簡単になっていい。本から教えてもらった

「幸せになるって、そんな難しいことですか?」
ふと見たテレビドラマで言ってたセリフです。たった10分くらいしか見れなかったけど、強いインパクトを残しました。

このドラマは原作があって。気になり、本を買い求めました。その本とはコチラ。

ドラマオリジナルだったのかな。読み流したのかもだけど、見当たらなくて。でもあのセリフがなきゃ、読もうとは思わなかった。出会えてよかった。

幸せって何でしょう。きっと人の数だけ答えがある。どれも正解で、だからどれも存在しててよくて。でも誰かの答えは、決してわたしの答えじゃない。すんごい事実。

自分で試行錯誤することが大切で。試行錯誤してる過程すら、ホントは幸せそのもの。すんげー当たり前を書いてるかもだけど。わたしはこの一文を書きながら、グッサグッサ胸が痛いです。だって出来てない。

わたしは世間で言うところの「幸せの正解」を探し求めてきました。ううん。過去形にしちゃいかん。いまなお探し求めてます。

世間て誰やねん。思いませんか。ほんと誰なんだろう。マスコミ? SNSの人? 職場の人? 知人? 家族? 考えてみるけど、どれも何か違う。たぶん自分の中の自分。そんな気がしてます。でも未だ曖昧です。

ね。難しく考えてるでしょ。自分で言い始めてなんですが、もはやチンプンカンプン。我ながらめんどくせーて思います。

でもやっぱり幸せになりたい。だから考えるしかないかー。うなだれ、再び考える。そんな繰り返し。不毛のループです。

だから冒頭のセリフが突き刺さったんだろな。やっぱり⁉︎ やっぱりか。考えすぎだよな。うんうん深くうなずきました。

ていねいに描写されてる本でした。まるで自分が主人公になったかと錯覚してしまえるほど、一体化できる。主人公の目線に立って、物事を見つめられる。貴重な経験です。

わたしはずいぶん雁字搦(がんじがら)めの幸せにこだわってたんだ。本を読み終えたとき、ハッてしました。

幸せって何だろう。容易くなっちゃダメなの?
再び自分へ問うてみました。

なっていい。この瞬間からなっていい。「幸せ」と自分が決めちゃえばいい。どの状況とて、どんな条件とて、それが幸せの絶対要素じゃない。自分がどう思うか。そこが一番大切。

そんな爽やかな風穴を開けてくれたのでした。

さあ、これから仕事です。
では また

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