2024.4.15(月)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均は、前営業日比290.75円安と、反落して取引を終えた。前週末の米株安や中東情勢の緊迫化を受けたリスクオフで朝方に一時700円超安となったが、一巡後は買い戻しも入り下げ幅を縮小した。地政学リスクには引き続き神経質だが、今後の状況を見極めたいとして後場は3万9000円台でもみ合いとなった。
中国株式市場は反発して取引を終えた。資本市場に関する新ガイドラインが株式市場にとって明るいシグナルと見なされた。一方、香港株式市場は下落して引けた。
週明けの欧州株式市場はほぼ横ばいで取引を終えた。工業株などが上昇した一方、石油・ガス株は下落した。STOXX欧州600種工業株指数は0.85%、自動車・部品株指数は0.68%それぞれ上昇した。ドイツのIFO経済研究所が独製造業に関して、もはや原材料不足の影響を強く受けておらず、供給状況は新型コロナウイルス流行前の水準にほぼ戻っているとの認識を示したことが材料視された。イランが週末にイスラエルへの報復攻撃を始め地域紛争が拡大する恐れが高まり、投資家は中東情勢の進展を警戒。STOXX航空宇宙・防衛指数は0.95%上げた。
米国株式市場は大幅安で取引を終えた。好調な米小売売上高を受け序盤は買いが先行したものの、米債利回りの上昇やイラン・イスラエル間の地政学的緊張の高まりを巡る懸念が重しとなり、下げに転じた。
↓4/15 (月) 経済指標をまとめました。
Fear & Greed Index
今後の重要イベント
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