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2024.2.21(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前日比101.45円安と3日続落。前日の米株式市場は、半導体関連株などに売りが膨らみNYダウやナスダック指数が下落した。これを受け、日経平均株価も値を下げてスタートし、一時200円を超える下落となった。東京市場でも半導体関連などのハイテク株を中心に売りが先行した。米国時間の21日に米半導体大手エヌビディアの決算発表が予定されており、買いを手控える動きも強まった。ただ、海運株や商社株の一角が買われるなどバリュー株を拾う動きも出ていた。

  • 中国株式市場は7営業日続伸して終了した。香港も大幅高となった。市場の信頼感を高める当局の取り組みや不動産セクター支援策を好感した。

  • 欧州株式市場は続落して取引を終えた。決算内容が期待外れだった英金融大手HSBCホールディングスが下落し、銀行株を押し下げた。HSBCは8.4%と大幅安。2023年通期決算は過去最高益を更新したものの、出資先の中国の銀行に関連した30億ドルの評価損計上がマイナス材料となった。STOXX欧州600種銀行株指数は1.08%下げた。

  • 米国株式市場は、ダウ工業株30種平均とS&P総合500種が小反発して引けた。ナスダックは続落した。取引終了後に決算を発表する半導体のエヌビディアが前日に続き売られた。この日公表された1月30日─31日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、金利をいつまで現行水準に維持すべきかに不透明感が存在する中、政策担当者の大半が尚早な利下げに対する懸念を示していたことが分かった。議事要旨を受け、短期金融市場でFRBは6月に利下げに着手するとの見通しが維持された。

  • 米半導体大手エヌビディアが21日発表した第1・四半期(2─4月)の売上高見通しは市場予想を上回った。人工知能(AI)向け半導体への需要拡大やサプライチェーン(供給網)の改善を見込んだ。第1・四半期の売上高見通しは240億ドルを中心にプラスマイナス2%。アナリスト予想は221億7000万ドルだった。第4・四半期(2023年11月─24年1月)の売上高は221億ドル。アナリスト予想の206億2000万ドルを上回った。

↓2/21 (水) 経済指標をまとめました。

2024/2/21

Fear & Greed Index

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※ 日本時間 2月22日6時20分 NVIDIA 決算

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