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社会人に求められる「考える力」って何ですか?

1.問題があって、はじめてそこに対して考える行為が発生する

 今は社会人に求められるのは自分の頭で考えて行動する力だそうですが、果たして何を考える事を求められているのか?という大前提が抜けている気がします。

おそらく自分で考えてアイデアを出す、自分で自分に足りない部分を見つけて勉強するとか、自分で考えて仕事を自力で進める、そういったところでしょうか。

会社勤務経験が無いので分かりませんが、あまりにも漠然とした要求ー自分の頭で考えるーというのは、私にはよく分からないので、面接で聞かれた時にどうしようかな〜とか思っています。

でも私なりに考えた結果、答えのない問題に対してどうするかというのも一つの思考力・行動力を試されるものかと思いました。

2.もしかしたら有名な問いかもしれない

 ある夫婦がいました。

しかしある時、奥さんが病にかかってしまい、瀕死の状態です。
治す薬はあるんですが、とても高価で買うだけのお金がありません。

ではその時に旦那さんはどうするか?

薬局を襲って薬を強奪して奥さんに飲ませるか、いや犯罪は犯してはいけない、しかし奥さんを助けることができない、どうするか。

ちなみにこれには模範解答はありますが、紹介しません。
あくまで模範解答であり、それが正解だとは思っていないからです。
数学の問題では無いのですから、これが絶対に正しい答えなんて、こんな問いにあるとは私は思っていません。

3.考えてもいいけど、会社は責任は取りませんよという場合

 こんな問いは形を変えて、私たちが生きていく上で何回もぶつかる問題だと思っています。
そしてそこに答えらしい答えが無いのが現実ではないかと私は思っています。

結局は自分がその中から自分なりに正しいと思える答えを考え、それに対して自分で自分に責任を持つ、それしか無いんじゃないかと思っています。

私は会社側がそういう要求をするなら別に構わないと思っていますが、それはあなた独自の考えでしょ?と会社に言われたら、私は何を要求されているんだろうと思うだろうな〜と今から思っています。

要は入社希望なら、受ける企業や業界の事について調べてきて、それに必要な考え方や何を行動すればいいか考えてこいという要求なら、頭を使うというより就活本を読み漁ってこいと言われているように勝手に思っています。

しかも新卒で入社希望の人たちは、そんなことはすでに大学で叩き込まれていると私は思っています。
それでいて、多くの就活生は内定をもらえていないと思っています。

4.最後に

 これは極端な問題を例に出しましたが、生きていく上で考えるべき必要な問題ってこういうことではないかと思って紹介しました。

生きている人は、こういう問題に対して適当に答えを考えていたら、自分で自分の作ってしまった枠に勝手にはまっていく気がします。
いちいち考えていたらキリがないですが、ここぞ!という時には全力で考えてぶつかる必要がある場面がきっと来る、すでに経験した人も多いと思っています。

普段は60〜80%ぐらいで、いざという時に100%で問題に立ち向かう、そんな気構えが生きていく上で必要なのではないかと思って、今回はこの問題を紹介しました。

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