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24時間戦って結果は出ますか?
1.「お・も・て・な・し」って何?
一応、昨日(1/16/2021/Saturday)の投稿の続きです。
私は日本人の人は一所懸命に仕事をされているなと思います。
特に接客関係なんかだと、とても熱心に仕事をされていることを感じます。
私はそれはそれで良いことだと思います。
私が特に顕著に他人が熱心に仕事をされているのを感じるのは、東京ディズニーランドのキャストの方だったりします。
本当に熱心に、笑顔で明るくもてなす様子は凄いな〜と感じています。
もしかしたら、世界中のディズニーランドの中で一番キャストが生き生きして、お客さんを楽しませているのは東京なんじゃないかとも思っています。
私は一応、カリフォルニアのディズニーランドにも家族旅行で一回だけ行ったことがあります。
私がそのカリフォルニアのディズニーランドのキャストの方を見た第一印象は「みんな適当に仕事をしているな〜」でした。
みんなのんびりしていますし、キャスト同士で談笑していたりしました。
そしていざアトラクションに入ろうとした時には、キャストの方は普通の笑顔でさりげなく案内する、それだけでした。
でもそんな事を2〜3回やっていたら、完全に緊張感を感じなくなっている自分に気づきました。
そうして休憩しようと飲み物を買って、家族でベンチに座って、パークに流れているEaglesのHotel Californiaを聞きがらボ〜っとしていたら、ふと「なんで異国の、しかもディズニーランドの中でこんなに穏やかな気持ちでいられるんだろう」と自分で疑問に思いました。
東京のディズニーランドではなんだかんだ忙しく動き回っていて、私は東京ではそういう体験をしたことがなかったので、その感覚は鮮明に覚えています。
母親を見たら、涙を流していました。
母親はこのHotel Californiaが大好きで、こんな所でこんな形で聞けて、それがこんなに気持ちの良いものだとは思わなかったと言ってました。
どちらが良いかとかは言えません。
ただ、そういう形も良いのかなとは思いました。
2.「頑張って」仕事をしようとする前の問題
日本人の人の多くは真面目に熱心に仕事をされていると思います。
だから私は日本は世界で第3位の経済大国なんだと思っていました。
でも調べてみたら、世界の一人当たりの名目GDPの国別ランキングでは、2019年では日本は25位でした。
これがどういう意味を指すのか、経済のことを全然知らない私には理解できなく、この順位が低いのか低くないのかは分かりませんが、これだけみんなクタクタになるまで働いているように見えるのに、こんな順位なんだというのが私の印象です。
そして働いている人の一番の悩みは、仕事のことでもなく自分のスキルのことでもなく、「人間関係」だという事です。
長年働いてきた方から言わせると、人間が集まったら何らかのいざこざが生まれるものだから耐えるしかないとおっしゃっていましたが、仕事に集中するどころか、人間関係を耐えることから始めなきゃいけないのかというのが私の印象です。
じゃあ皆んな耐えることができているかといったら、精神科や心療内科はどこもたくさんの人が通っていますし、国別の自殺者率では世界で13位で、若年層では世界一です。
これから世の中で主力となって働いてもらわなければならない若者がどんどん自殺していたら、ただでさえ少子化で若者の数が減っているのに、どんどん先行きが怪しく感じますし、若者に夢があるのだろうかと思ってしまいます。
何を頑張って、何に打ち込めばいいのか、よくわからないです。
3.「頑張る」って何を指すのか?
「頑張る」ことと「努力する」ことは似ているようで違うと私は思っています。
頑張ると言っても、じゃあどうすることを指すのかといったら、とりあえず頑張るという気持ちを持つ、ぐらいにしか私には分かりません。
じゃあ努力することはどういうことかというと、何かしらの目標なり達成に向けて、ポイントを押さえて効果的に行動することかと思います。
自分で試行錯誤を繰り返して自分なりに編み出すなり、本を読んだり人の話を聞いたりして参考にして、計画をたてて行動することを指すのではないかなと思います。
努力すれば結果が必ず出る訳ではないと思っています。
いくら良い努力をしても結果が出るわけではないと思っていますし、努力すれば成功するなら私はとっくの昔に自分の病気を治すために全力で努力しています。
でも無理です。
せいぜい病状を安定させるように努力するぐらいしかなく、それでも上手くいかないことも何回も経験していますので、血の吐くほど努力をしても必ずしも結果がともなうわけではないことは実感しています。
でも私は努力を続けます。
努力すれば結果が出るものも世の中にはありますし、私のような精神障害者は日々体調を管理するという努力を常に続けています。
そして結果がともわない場合もあることも頭に入れて行動しています。
でも私はそれは「頑張って」はいませんし、「努力」はしているという風に捉えています。
ガムシャラに行動するのではなく、ちゃんとした目標に向けて何をすべきかきっちり把握して行動する、その方が理にかなっているように思いますし、何よりこころが疲れないというのが一番の利点です。
その辺は以前に書いた投稿を参考にしていただければ幸いです。
4.最後に
私がこの投稿で一番言いたいのは、「頑張る」という考え方は本当に正しいのかということです。
人をもてなすために頑張る、人間関係に耐えるために頑張る、それも合っているのかもしれません。
頑張るという気持ちを持たないとできないこともあると思いますし、そういう時には必要だとは思っています
でも上記したように、アメリカで感じたのは、「普通に」やっているだけの人たちからも温かみを感じる、会社で人間関係に耐えて頑張っているけど全員が耐えられるわけではない、ということです。
言葉遊びの屁理屈のように思われるかもしれませんが、自分は頑張っているけどなかなか思うようにいかない、そんな時にはふと、自分のしていることについて考える必要があるのではないかと私は感じました。
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