『がんばりすぎない休み方』(萩野純也・著)から方法を6つ紹介します
1.これは米国で多く取り入れられている「マインドフルネス瞑想」が元の本
この本は、アメリカの多くの企業が取り入れている「マインドフルネス瞑想」というものをベースに、日常でリラックスしたりこころを休める方法を紹介したものです。
著者の方も実際にヤフーなどでコーチをした経験があり、マインドフルネス、特に「瞑想」関係についてよく知っていらっしゃる方だなとこの本を読んで思いました。
これは仏教の禅の教えをベースに、宗教的な部分を排除したものをベースにしたものとされているんですが、前書きとは裏腹に、かなり禅や仏教思想的なものがそこかしこに書かれています。
なので少しでも怪しいと感じた方はこの先読まれない方がいいかと思います。
一応、この先は私が独断でより一層宗教色の少ないもの、かつ効果がありそうなものを選んであります。
ちなみにこれは瞑想がベースになっているんですが、これから紹介する方法はほとんど関係ありません。
瞑想よりも、腹式呼吸を意識した方が良いような気もします。
2.こころを落ち着ける6つの方法
①お腹に手を当てて呼吸する
緊張したりしてくると、どうしても呼吸が浅くなってくるそうです。
そういう時は一回、お腹に手を当てて深く呼吸することでこころの弾みを抑えれるそうです。
もっと落ち着きたい時は、呼吸のスピードを落とすともっと効果があるそうです。
②姿勢を整える
憂鬱な気分になってくると自然に前屈みになってくるそうです。
そういう時は姿勢を正すだけで気分も変わってくるそうです。
人のこころと身体はリンクしていて、身体を整えるだけでこころも整うそうです。
私はただ単に、仕事ができる人ほど姿勢が良いような傾向がある気がしてこの方法を紹介してみました。
それに首や肩のこりの予防にもなるかなと思っています。
③スケジュールもこころも、2割の余裕を
スケジュールをガチガチに固めてしまうと、その予定でこころが疲弊したり、思わぬ縁に巡り会える機会が無くなってしまうかもしないかもしれないそうです。
こころについても、時々精神の回復を図って気分をリセット。
これは仕事についても予定通りにいかない事も多いし、こころもいつも全力投球では疲れるかなと思って紹介しました。
④毎朝、丁寧に顔を洗う
洗顔自体に「丁寧に」集中し、泡の気持ちよさや水の心地よさに集中すると、汚れだけでなく心の滞りまで晴れる気がしませんか、というものです。
実際に洗顔することをこころを整えることにすると、リラックス効果やストレス解消につながるというデータがあるそうです。
朝忙しいと思いますが、いつもより1〜2分時間をかけるぐらいの気持ちでやればできそうな気もするので紹介しました。
⑤自分だけの秘密の避難場所をつくる
「ここに戻るとこころが落ち着く」という場所を作ると、こころが少しだけ楽になるそうです。
場所だけでなく、景色だったり、あるいは聴くと落ち着く音楽や家族の写真だったりを持ち歩くのも良いそうです。
脳科学では、場所やモノと感情の記憶はセットになっているそうです。
一休みできる場所や物は確かに欠かせない気がします。
⑥こころのモヤモヤやイライラは紙に書き出す
これは声に出してもいいそうです。
この行為は、自分を客観的に観察するメタ認知能力を高めたり、本当の自分のあるがままを理解するという自己認識能力が高まるそうです。
その時に気をつけるのは「だから私はいけなかったんだ」や、「私はダメなんだ」と自分で判断しないこと。
こころの中にあるそのままの感情をすくい上げ、自分の気持ちを受け止めるだけでいいそうです。
3.最後に
これを読んで「なんだ、そんなことか」と思われる方もいると思います。
確かに日常の些細なことなので、ごく簡単な方法しか紹介していないです。
ただ題名の通り、「がんばりすぎない休み方」を中心に紹介しましたので、本当に手軽に参考にしてもらえたらなと選びました。
リラックスする事まで意識してやらないといけないとまたそれも気が重いと思いますので、ちょっと疲れてきたから深呼吸、それぐらいで始めてみても良いのでは無いかと思っています。
色んな人が日常で何かしらの息抜きをしていると思うので、その一つの例として知ってもらえたらなと思っています。
後はダメ押しなんですが、一応宗教に関係する投稿にはこの投稿を貼ることにしています。
気になる方はお読みください。
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