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凍えてた。 そうしたらあの人がやってきて、 「おう、どうだ?」って。 ドウダ?ッテ、…
どうしよう。 ことばに憑りつかれた。 それも五十音に。 あいうえおっていうあれです。 み…
肩すくめ 背を向け去りし 雪の歩跡 想ひ波打ち 我 癒えぬ部屋 天に宙船 春待つ頃よ かたすく…
・最近の幽霊って、手がないんだよねー。 ・「早くセカンドインパクト来ねーかなあ」 ・「胡…
年に何度か、とはいっても、片手で数えられるほどだけれど、この街には雪が降る。 天気予報で…
※Part4はこちら ◇◆◇ やっと酷い頭痛が治まり、言葉をまともに話せるようになったのは…
※Part3はこちら ◇◆◇ 帰り道は下り勾配になる分、歩くのは楽だろうと思っていたが、大間違いだった。 薬茶屋を出て、降り続く雪の中を、傘をさして坂を下る。それは非常に不安定で、体力を消耗することだった。 帰りのバスは、2時半と4時半ですから。運転手に言われた時刻を、ふと思い出す。2時半は余裕だと思っていたが、大丈夫だろうか。 慣れない雪道に、少し気を抜くと、すぐに靴が滑る。長靴ではなく、きちんとしたスノーシューズを用意するべきだった。 息が荒くなり、刃物のよ
※Part2はこちら ◇◆◇ やがてたどり着いた、平屋建ての家は、俺が今まで見た、どの家よ…
※Part1はこちら ◇◆◇ 高速道路を降りる直前、降り始めた雪は、N町に着く頃には本降り…
※Part1~5でひとつの物語になります ◇◆◇ ああ、やっとここまで帰ってきた。 雪の上…
※ この作品の後編です。前編をお読みになってから、どうぞ。 年下の男は、優しかった…
アパートの階段を転げるように駆けおりたときには、あの人はずいぶんと先にいた。昨夜から降…