さわきゆり|小説

人見知りをまったくしないフリーライター|22年9月副業→23年4月専業。前職は郵便局の…

さわきゆり|小説

人見知りをまったくしないフリーライター|22年9月副業→23年4月専業。前職は郵便局の赤い車|インタビュー・コラム・ブログ・スポット紹介記事を承ります|趣味はバイクでの旅とサッカー観戦。カメラを勉強中|お仕事のお問い合わせ先:https://1link.jp/sawakiyuri

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このnoteの主な記事をご紹介します。(小説・ツーリングレポート・エッセイ)

〔著書のご案内〕〔①小説・やや長編(連載した小説)〕*全文掲載* ・パラダイス・不器用たちのやさしい風 〔②小説・中編(3~5パートに分けた小説)〕*全文掲載* ・キセキ~at Cafe Yuko~ ・三十七峠 ・ひまわりの足跡 〔③小説・ショートショート、短編〕*全文掲載*・CALL

    • Blue radio2 vol.7

      4ヶ月振りに録っちまっただよ📻 いわき弁全開のポッドキャスト! 相変わらずおバカですが、聴いてやってくださいませ! 🥬野菜栽培のてんまつ 🧊氷河期の話 ︎‪💕︎2周年の感謝

      • ありがたいことに、もう少ししたら お仕事が忙しくなりそうです😆🌟 フリーランスなので暇ほど怖いものはないし、 いま踏ん張りどころなので、がんばります🔥 忙しくなるまでの間に、みなさまの創作大賞 読んでおかなくては! (相変わらず時間止まってるなぁ…)

        • 7月中旬から、ずーっと仕事バタバタしてたけど、 今日で何とか一段落。 修正とか入ると思うけど、とりあえず。 noteに全然来られなくてごめんなさい! 近眼ローガン眼精疲労ドライアイが許す範囲で、 今のうちにみなさまの創作大賞の小説を読みたいっ!!! (完全に時間止まってるなぁ)

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        • 7月中旬から、ずーっと仕事バタバタしてたけど、 今日で何とか一段落。 修正とか入ると思うけど、とりあえず。 noteに全然来られなくてごめんなさい! 近眼ローガン眼精疲労ドライアイが許す範囲で、 今のうちにみなさまの創作大賞の小説を読みたいっ!!! (完全に時間止まってるなぁ)

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          近況

          7月中旬くらいから、おかげさまで仕事に追われまくっちょります。 フリーランスなのでお仕事が途切れないのは本当にありがたく、恵まれているなあと感謝感激雨アラレな毎日。 PCとのにらめっこによる近眼ローガン眼精疲労ドライアイも、おデブ座りっぱなしによるケツお尻の疲労も、仕事がないストレスに比べたら屁でもない10,000倍くらい良き! 孤独のグルメで五郎さんが言っていた「フリーランス、ヒマほど怖いものは無し」ってやつですね。 でも、みなさまの創作大賞応募作をなかなか読めなかったり

          絵しりとり③

          麗しの豆島さんが絵しりとりをしていたので、つなげてみました! 前の前の絵は、はそやmさん。 その次の絵が、豆島さん。 でもって、私はまたAIで手抜き😅 カンナさん、また参加しちゃいました! 手抜きしたからタヌキ置いていきます😅

          絵しりとり③

          ※8/9 23:39 絵を間違えたので直しました※ はそやmさんにつなげますPartⅡ! (またAI画でごめんなさい😅) ↓ 合ってるかなぁ? カンナさん、また参加させていただきました! 仕事中の癒しになりました💕 みなさまも息抜きにぜひ!

          絵しりとり②

          はそやmさんのしりとりにつなげます! ↓ つながってるかな? でもAIに描いてもらっちゃったから、ルール違反かもですね💦 この楽しい企画を発案してくださったのは、カンナさんです! ありがとうございます💖 絵しりとり。いいね。

          絵しりとり

          最近はなかなかnoteに来られないのですが (近眼ローガン眼精疲労ドライアイのせいっ!) ふらり訪ねてみたら、楽しい企画が♥️ 穂音ちゃんの絵にしりとりをつなげてみました! ⬇ 通じますように! カンナさん、通りすがりに参加させていただきました! 楽しい企画をありがとうございます😻

          神様の向こう側(最終話)

          第1話はこちら  神様の向こう側からは、こちらの世界が見えるんだろうか。  仏壇に線香をあげながら、和也はそんなことを考える。俺が沙希に出会ったことも、今週末には彼女とツーリングに行くことも、京香は全部知っているのだろうか。 「高校の夏休みに、行けるだけ遠くに行ってみようって、自転車で出かけたことがあったよな」  聞こえているかどうかわからない京香に、和也は静かに語り掛ける。彼女がいなくなってから、何度も繰り返した一方通行の会話。 「すごく天気のいい日で、暑かったけど風が気

          神様の向こう側(最終話)

          神様の向こう側(第16話)

          第1話はこちら 「午前中のペーパーレス化プロジェクトの会議で、今回もめっちゃ注意されましたからね。経理はいつまでも紙の消費が減らないって」  昼休みが終わった職場で、和也のほうが部下の若手社員に怒られている。 「毎回ごめん。俺が紙を使うからだって言っていいよ」 「もう言ってますよ。俺らじゃなくて、課長が資料チェックのたびに印刷するからって」 「やっぱり数字はパソコンのモニターより、紙のほうが間違いを見つけやすいからさ」 「まあ、それは言えるんですけどね」  部下の表情が、ふ

          神様の向こう側(第16話)

          神様の向こう側(第15話)

          第1話はこちら ◇◆◇  翌日の夜、仕事を終えた和也は、閉店直前のみちなり食堂へ立ち寄った。ちょうど、氷川がのれんを下ろそうとしているときに。 「ごめん氷川、まだ何か食べられる?」 「今日は売り切れたメニューもあるけど、残ったので良ければ」 「何でもいい、食べさせてもらえるなら。システムトラブルで今まで残業でさ、もう腹が減っちゃって」 「この間もそんなこと言ってたよな。おまえの会社、大丈夫なのかよ」  和也はその言葉に苦笑で答え、のれんを下ろした氷川に続いて店に入った。カ

          神様の向こう側(第15話)

          神様の向こう側(第14話)

          第1話はこちら 「私、バツイチだって話したじゃないですか」  缶コーヒーを両手で弄びながら、沙希が少しだけ小さな声で話し始めた。 「気にしてなかったけど、言ってたね。自分が悪いわけじゃないけど自分のせい、って」 「そうなんです。子どもを産めなくて、私」  決して湿っぽくはないけれど、あっけらかんとしているわけでもない声で、沙希は話を続ける。 「義実家が厳しいって言うか、二言目には『世間の常識に外れるな』っていう家で。私がスーフォアを取り上げられたのも、女がバイクなんてあり得

          神様の向こう側(第14話)

          神様の向こう側(第13話)

          第1話はこちら  納車整備を終えたCB400 SUPER FOURは、車体を輝かせて新しいオーナーを待っていた。  独特な色合いに、沙希のパールホワイトのヘルメットと、ネイビーのライディングジャケットが映える。デニム以外をすべて黒で統一した和也には、目の前を走る後ろ姿がより華やかに見えた。  沙希はバイクを操るというより、バイクの挙動に自分が合わせるような乗り方をしている。久し振りとは思えない、素直で滑らかな走りだ。上半身に余分な力が入っていないのだろう。  ショップから1

          神様の向こう側(第13話)

          神様の向こう側(第12話)

          第1話はこちら   沙希のバイクの納車日は、見事なまでの快晴になった。  青空の真ん中で、太陽が祝うように輝いている。和也は、バイクを受け取りに行く沙希を店まで連れていくために、待ち合わせ場所の公園に向かった。 「わぁ!Vストローム!」  車ではなく、バイクで迎えに来た和也を見て、沙希が心底嬉しそうに笑う。 「私、後ろに乗ってもいいんですか?」 「もちろん。久しぶりにバイクで走る前に、タンデムで感覚を取り戻したほうがいいと思って」 「嬉しい!いきなりバイクに乗るの、実は少し

          神様の向こう側(第12話)

          神様の向こう側(第11話)

          第1話はこちら ◇◆◇  拓が突然、和也の家にやってきたのは、4月に入って最初の土曜日だ。和也はバイクをガレージから出し、磨いているところだった。 「お父さんのバイク、久しぶりに見たな」  Vストローム650の黒い車体に触れながら、拓がやわらかな口調で言う。 「そうかもな。拓はバイクに乗らないから、見せる機会もないし」 「でも、俺が見てもいいデザインだと思うよ。どこか行くの?」 「そういう訳じゃないけど。走るのにいい季節だから、いつでも出せるように磨こうと思って」  本当

          神様の向こう側(第11話)