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小説講座

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記事一覧

小説講座【小説でいきなりめっちゃ凄い作品を書くのはまず無理だよって話】

皆様いかがお過ごしでしょうか、ちょきんぎょ。です。
今日はタイトル通りの話題です。『小説はじめて書いてすげえ作品を創るのは無理だぜ!!』っていうのが今回の議題。
いきなり否定から入ったわけなのですが、ちょっと順を追って説明しましょう。

●そもそもなんでいきなりは無理なのかについていや無理でしょ。

と、一言で切って捨てるとたぶんだいぶ怒る人がいると思うので、簡単に説明します。

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小説講座『よくできた伏線の話』~張ってよい伏線と張ってはいけない伏線を使い分けよう~

どうもどうもちょきんぎょ。です。
今回は珍しく技術的な話をしますので、たぶん結構大真面目にやると思います、宜しくお願い致します。題材は『伏線』。

いつも通り、一小説家である私の創作論のひとつですので、なんか役に立てばいいなくらいでやっていきます。

まず、私が思うに、伏線は大別すると2種類存在します。

ひとつは『張ってもよい伏線』

もうひとつは『張ってはいけない伏線』

どういうことなのって

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創作講座【オリジナリティは『手札の数』で決まる~作家性の育て方~】

はいはいどうも、ちょきんぎょまるでございます。
今回はかなりガチ目な記事を書きたいと思いますので、題材も相応しい物を選びました。
ずばり、作家性、オリジナリティ。

自分らしい作品ってなんだ?
オリジナリティってなんだ?
自分の作家性は、オリジナリティはどこだ?
世界にひとつしか無い作品はどうやったら生み出せる?

そんな風に悩む書き手の皆様に捧げます。

☆はじめに記事のタイトルの通り、書き手の

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小説講座【原稿の完成度をめっちゃ簡単に爆上げするみっつの方法】

……って書くと、凄いセールスっぽくないですか?
どうも皆様、ちょきんぎょまるでございます。

今までは心構えの記事が多かったんですが、そろそろ実践的な話をしたいと思いましたので、今回は誰でも、それこそ小説を書き始めた人でも超簡単にできちゃう、原稿の完成度がどちゃくそ上がってしまう方法をお教えします。これは実は少しだけあるのですよ。

たぶん聞いてみると簡単すぎて拍子抜けしてしまうのでは無いでしょう

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小説講座『結局小説家になりたい僕らはどんな言葉を信じ、どんな本を読んだらいいんですか?』

ども、ちょきんぎょまるです。
私が小説を書いてそろそろ十三年になります。
十年くらい誰かに教えを請うたりせず、ひとりでコツコツとやって書籍化して、今は人に教えることも結構増えてしまいましたが、今思えば誰かに教えてもらえば良かった。いやほんとまじで。
で、教える側に回った今、わりと頻繁に不思議に思ってることが有りまして。

今回はそのあたりの話から、今小説家になりたい人はどんな言葉を参考にして、どん

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小説講座『物語の一話の重要性とか一話ではなにを書くべきなのかとか、せっかく書き出し祭り会場一位取ったので書いておこうと思った』(書き出し祭りじゃなくても役立ちます)

ハァイ、どうも皆様、ちょきんぎょ。です。

このたび、肥前先生の企画する書き出し祭りに参加して、会場一位取ってきたのでそのあたり絡めて『物語の第一話』、『書き出し』について語っていこうと思います。
一応いつもこれは言っていることなのですが、Noteとして創作記事を出すのははじめてなので。

『この記事で語られることは私の主観であり、必要ないと思ったら忘れて下さい』

ということでつらつらと。

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創作講座【闇落ちの傾向と対策〜心が弱くても落ち込まなくて済む方法〜】

どうもどうもちょきんぎょ。です。
今回は創作しているとちょいちょい踏んでしまう地雷こと、闇落ちの傾向と対策をちょっと語ってみます。

任せてください、私は闇落ちのプロですから(3年ほど物が書けなくなったあと復活して書籍化したやつ)

【実力足りなくて落ち込むアレ】これが一番基本かもしれません。絵でも文でも、こういったことが書きたいのに言葉に出来ない、こんな彫刻を彫りたいのに手先が不器用でできない。

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