Chender

ソーシャルワークを学ぶ23歳のときめきひらめきストック兼、言語化の練習。

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マガジン

  • 本と私

  • カンボジアのあれこれ

    シェムリに5か月間滞在、10日間の旅(プノンペンとバッタンバン)、福祉関連のリサーチ結果など

  • 日本のあれこれ

    日本での暮らし、日本について思うことなど

  • ふくし視点のまちづくり

    ソーシャルワークを目指す福祉学生視点の「まちづくり」。関連書籍や経験を通じての想いを綴った記事をまとめました

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年間100冊読んでみた

2022年は100冊の本を読んだ 去年2月に「今年は100冊読む」と決めてから約11か月。 はじめは長い道のりに感じていたけど、読書が生活の一部になっていた。 出かけ先で本屋さんに訪れる、つらいときに本を手に取って泣く、満員電車でとりあえずkidleを開く、鞄の中には必ず本が1,2冊。 「読まなきゃ」が「読みたい」になって気づけば100冊読んでいた。 100冊のジャンルだが、割と多種多様な方ではないかと思う。 じっくり精読した古典もあるし、30分でパッと読んだノウハウ本も

    • 日本では資本主義を体感できない【斎藤幸平vs村上隆】

      口を大きく開けたカラフルな「お花」。現代美術アーティスト村上隆。 どんな印象をお持ちですか? 最近、リハックであげられている斎藤幸平vs村上隆シリーズがおもしろい。 https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=I8lBaOxBwNY 資本主義や現代アートについて素人レベルだけど、斎藤さんの「人新生の「資本主義」」と「ゼロからの『資本論』」は読んだし、美術館が好きで美術関連の本や解説動画もよくみていたので村上アートの存在はもちろ

      • 忙しなさに23回目の夏を奪われるところだった。

        昨夜は友達の家に泊まって、久しぶりに念入りにお化粧をして、横須賀ドブ板通りのハンバーガー屋さんでランチ。手の汚れをよそに、分厚くジューシーなハンバーガーにかぶりつく。一心不乱においしさを求めている時って最高。 三笠公園の方に向かって猿島行きのフェリーに乗った。前髪が吹き飛ぶ風に、海水。夏!って感じ。 せっかくならとツアーに参加して、ガイドさんから猿島のこと、日本の歴史のことをたくさん教えてもらった。帰りにはお手製占いみやげ。優しく知恵深い方で本当に良かった。 もう16時

        • 🇰🇭13° N, 103° E 眼差し

          カンボジアシェムリアップ州で障がい児・障がい者支援をしているNPO法人スロラニュプロジェクトさんの活動に同行させてもらった時の数枚。 少し場所が変われば価値観も仕組みも文化も全く違うけど、どこにでも似たような悲しいこと嬉しいことはある。 悲しかったことは、 子どもに障がいがあるとわかって逃げた父親がいたこと(シングルになったお母さんを支える旦那さんができたそう) 障がいのある子を産んだら地域の人から陰口を言われたこと 地域の人は差別してないけど親が障がいのある子をず

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        記事

          4時間通学、旅修行。

          都内の大学まで往復4時間の通学、 楽ではないけどよかったなあと思うことがある。 それは旅の心得と術を身につけられること。 旅の心得とは 必要な物を見極める 今あるものでどうにかする 上手くいくことの方が少ない とにかく進むしかない 心得と偉そうに言っておきながら、バックパック経験は10日間のカンボジア旅(飛行機はホーチミンまで→プノンペン→バッタンバン→シェムリアップ)だけ でも的外れなことは言っていないと思う、だって週2,3は旅しているようなものだもの。 都

          4時間通学、旅修行。

          カンボジアのローカルおかし

          午後3時おやつの時間は好きですか? 私は小さいころから大好き、カンボジア人もおやつが大好き 私のインターンしていた職場でもよくおかしパーティー(もはや食事?)が開催されていた!! 「ニャム バイ ハウイ?=もうごはん食べた?」が挨拶の国カンボジア。 街中には安くておいしいローカルおかしがたくさん。 シェムリ暮らし中に出会ったおかし(ノム)たちを、よく食べてた順にご紹介 全体的にサトウキビやココナッツを使った素朴な甘さが特徴的です。 紹介したおかしは揚げ物が多いので、お腹

          カンボジアのローカルおかし

          カンボジアの「障害者」

          アンコール遺跡を巡る中で出会った、地雷被害者の楽器演奏の写真。 約50年前まで内戦が起こっていたカンボジアでは地雷被害による身体障害者も多く、シェムリアップの観光スポットに行くと演奏シーンをよくみる。 オールドマーケットにはよく、足を損傷した高齢者が物乞いしていた。 コロナ禍で整備された道路の点字ブロックには、平然と車で埋もれていた。 ふらっと入ったカフェでは耳が聞こえないのか難聴か、他の店員さんの声掛けをされながら働いている人がいた。 片腕をなくした退役軍人のおじさんが娘

          カンボジアの「障害者」

          初海外、初トゥクトゥク

          18:00を過ぎ日も落ちてきたころ 厚みのある風を全身で受ける 笑っちゃうぐらい、爽快だった。 ____________________________________ カンボジアのシェムリアップ空港に17:10に着いて、18:00には手配してくれたトゥクトゥクが来てくれるはずだった。 なのに10分経っても20分経ってもこない。 初めての海外だけど案外なんとか乗り継ぎもできて安心し切っていたのに最後で一気に鼓動が速くなった。 もう夕方なのに30°超えてるし暑いし暑いし

          初海外、初トゥクトゥク

          私の夢。みんなで図書館をつくりたい

          図書館=孤独な場所?多くの人が図書館からイメージするのは「一人で静かに本を読む場所」であろう。 私も地元の図書館をよく利用するが、本にじっと向き合う高齢者が多くシーンと静まり返っていて、ときたま子どものはしゃぎ声が異質なように響く。 そこにあるのは「私」と「本」の一対一のつながりで、「人」と「人」のつながりはあまり感じられない。 (定年後も勉強熱心なおじいちゃんや受験生らしき高校生をみて励まされることあるのだが) 私は「私」と「本」だけの空間が大好きで、それを生み出してく

          私の夢。みんなで図書館をつくりたい

          今、世界中のまちづくりに大貢献してるらしい「タクティカル・アーバニズム」って何ですか?

          「公共空間は共生社会を創り出す空間かも」 そう思ったのは社会福祉実習で駅周辺のホームレス調査をしていたとき。 駅から離れた公園には、ブルーシートでつくられたテントが並び生活感が漂う「テント村」が存在する。駅周辺では、誰もが使える椅子を設置する社会実験が行われている。 社会実験によって住民参加型のまちづくりがなされているのは素敵だと思いつつ、モヤモヤした気持ちが沸き上がる。 その社会実験によって零れ落ちている人はいないのか? 一部の地域住民にとってのメリットになっていないか

          今、世界中のまちづくりに大貢献してるらしい「タクティカル・アーバニズム」って何ですか?

          建築と福祉が交わるところ。女子大生の読書記録

          大学図書館の書庫をふらついていると、まちづくりコーナーに遭遇。 目をどこに向けてもタイトルに惹かれる。ズラリと並んだ本棚から5冊を選び取り、初めに読んだのはこの本。 藤村龍至×山崎亮対談集 コミュニケーションのアーキテクチャを設計する コミュニティデザイナー・山崎亮さんと建築家・藤村龍二さんの対談で構成される本である。 お二人とも建築業界の方なのだが読み進めるほど福祉の視点から学ぶことがたくさんあり、今回はそれを簡単にまとめる 多様な要素を統合してビジョンを描く  も

          建築と福祉が交わるところ。女子大生の読書記録

          平凡大学生が「落合陽一×日本フィル"醸化する音楽会"」に行ってきた

          8月11日、サントリーホールにて「落合陽一×日本フィル プロジェクトVOL.5 《醸化する音楽会》」が開催されました。 https://japanphil.or.jp/concert/24672 その感想を記録としてつらつらっと書いていきます。 「五感、解禁。」に一目惚れ落合さんの存在はもちろん知っていましたけどそこまで視野になかった落合さんのことが気になり始め、Instagramをフォローしていました。 ある日、音楽会の動画が投稿されラストに表示された「五感、解禁。」

          平凡大学生が「落合陽一×日本フィル"醸化する音楽会"」に行ってきた