手放すことも、一回でやらなくていい【わたしの変化の記録#6】
私には、ロールモデルが何人かいる。
先週、そのうちのおひとりとオンラインではあるが、
お話しできる機会をもらった。
そのときに大事にしてほしい考え方として、
ひとつで全てを満たそうとしない
一回で全てを変えようとしない
というアドバイスをいただいた。
正直、耳が痛かった。
なぜならそれは、手放すと一度は決めたはずのものだからだ。
私は昔から、「一生の仕事」をしている人に憧れている。
例えば、雑誌のインタビューで、自分より若い女優さんが、
「この仕事を一生やり続けたい」と言っているのを見ると、
「私より若いのに、そう思えることに出会えて羨ましい」
と思っていた。
それに、ひとつのことをやり続けることこそ、
かっこよくて、正しいことだと信じていた。
そう思える仕事に、私も出会いたい!とずっと思っていたけど、
それを手放すことに決めた。
……はずだった。
そもそも、「一生の仕事」と思えたものがこの先もずっとそう思えるかなんて、
誰にも分からない。
だから、ずっと続けるかは分からないけど、
今の私が楽しい!と感じる仕事をしようと
決意したはずったのに…。
「一生の仕事」と思えるものだけを探している今の私は、
一回で全てを変えようとしている。
そう気づけたはずなのに…。
手放せたはずなのに…。
まだまだ手放せていなかった。
そんな自分に少しだけがっかりした。
この話をコーチのaimiさんにさせてもらって、こんな言葉をもらった。
目が覚めるような思いだった。
だけど、あぁ…確かにそうだと思った。
手放せない自分を責めるのではなく、そんな自分に気づく。
そうすることで、少しずつ本当に手放せていける。
「手放す」を繰り返していくことで、
自分で自分を苦しめていた何かを自分で減らしていく。
それには、
「まだ私は手放せていなかった」とか、
「もっと手放せるものがあるかもしれない」と
気づくことが大切なんだと思う。
手放すことだって、一回で済ませなくていい。
それが今回の変化だ。
30歳を過ぎたいま、ようやく「自分らしく暮らす」「自分らしく働く」を実現させようともがいています。いただいたサポートは、これらを現実にするために使わせていただきます☺️よろしければサポートお願いします🙏