成長しなくても、変化をすればいい【わたしの変化の記録#3】
退職して1年半くらい経つ。
でも、いまだに上司に言われて傷ついた言葉を思い出す。
そして、そのたびに胸がチクチク痛む。
そんな状況は変わらないけど、変わったことがある。
それは、あの経験があったからこそ、
できるようになった考え方があるということ。
「私は絶対、誰かの芽をつぶす人にはならない」
キレイな花を咲かせてあげられる人にはなれなくても、
芽が出るように、お水をあげられるような人になりたいと思っている。
前職時代に心がすり減って、ボロボロになったからこそ、
出てきた想いだ。
でも、前職時代のことを、
「あの経験があってよかった」とか、
「そのおかげで成長できた」と思っていない。
そんなことを言えるほど大人で、寛大な人間ではない。
やっぱり私にとっては、傷ついた経験なのだ。
この先も、私にとっては辛い出来事のひとつになり続けるだろう。
ただ、辛い出来事や思い出としてだけで、
終わらせることをしなくなったのは変化かもしれない。
こんなふうに思えるようになったことを、
「成長」と言えるのかもしれない。
でも、今の私には「成長」という言葉よりも
「変化」のほうが合うし、心地よい。
成長という言葉が合わないと感じるのは、
「上へ上へと目指すべき」と言われている気がするからだ。
(もちろん偏見だけど…)
変化は、上を目指してもいいし、下へ伸びてもいい。
横でもいいし、コロコロとカタチを変えてもいい。
そんな自由な感じが今の私は好きだし、心地よいのだ。
退職前と比べたら、
過去の経験を違う角度からも見られるようになったと思う。
でも、これは成長というより変化。
もしかしたら、成長なんかしなくても自由に変化していくだけで、
どんなところにも行けるのかもしれない。
そう思えたら、軽やかに人生を楽しめるイメージが湧いてきた。
「成長しなくても、変化すればいい」
と思えたことが、今回の変化だ。
30歳を過ぎたいま、ようやく「自分らしく暮らす」「自分らしく働く」を実現させようともがいています。いただいたサポートは、これらを現実にするために使わせていただきます☺️よろしければサポートお願いします🙏