コーチングのゴールとは〜絵画のようなもの
こんにちは。
プロフェッショナルコーチ、組織・人材開発コンサルタントの青山 知加(ともか)です。
いきなりですが私は本当はひっそり隠れていたいタイプです。
が、尊敬する方々から
「あなたのような存在はきっと他の人も探していると思う。
組織や人のとらえ方、育て方、動かし方について相談したいけれど相談できる人がいないという経営者は多い。なにかウェブ上に軌跡や実績を残したおいた方が良いよ。」とか、
(ご紹介で仕事をしています)
「毎回、ともかさんについて、新しい方にお繋ぎするときに、その熱意の熱さ大きさを伝えきれないと思っていて、説明するのに大変だからなにか残しておいて!」といったご要望(書き出してみると申し訳ない気持ちでいっぱいに、、、毎回ご説明いただき大変申し訳ございませんm(_ _)m ありがとうございます!)をいただき、これはもう始めるしかない、ということnoteを始めました。
つたない文章ですがお付き合いいただけますと嬉しいです。
さて本題。
「コーチングのゴールとは〜絵画のようなもの」
コーチングのゴールというと何を思い浮かべますか。
・◯年後に上場達成
・◯年以内に新規事業で売上〇〇億円達成
・海外拠点を◯年以内に〇〇地域に◯箇所設置
など定量的なイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
たしかに上記のものもゴールですが私の普段行っているコーチングでは定量的なものは少ないというかほとんどありません。
「数値目標は経営者が立てるものではない」とお考えの経営者のクライアントが多いです。
たとえばよくお聞きするのは
「強い組織にしたい」
クライアントである経営者の方々からよくお聞きする言葉。
皆さんはどういったイメージを持ちますか。
そもそも「強い」ってなんでしょう。
実は発する方によって「強い」の定義は異なります。
例えば
・変化の多い時代だからこそ、臨機応変に対応できる人材を揃えたい
・新興勢力からの攻めに耐える、守りに強い人材で固めたい
・後継を任せられるリーダーが複数いる状態にしたい
・全従業員が企業理念に基づいて行動できる状態にしたい
などなど。
なのでコーチは問います。
「あなたの思う”強い組織”とはどういうものですか」
「どういった理由から、そうしたいと思われるのでしょう」
「それが叶ったら、あなたやあなたの会社はどうなっていますか」
「それが叶ったら、周りにはどんな世界が広がっていますか」
「本当に、それを叶えたいとお思いですか」
コーチの仕事のひとつはクライアントが本心から望む景色を描き出せるようにすること。
筆を持ち自由自在に景色を描くのはクライアントです。コーチは筆は持たず隣にたたずみ、その景色をともに見ている。ただしクライアントが自由自在に筆を動かせるよう、話をしていきます。
そうして描き出されたものがゴールです。
美しい絵画のようです。
もちろん最初は抽象画の場合もあります。色が幾重にも重なっていて境界線がないもの。そこから時間をかけてゆっくりと、でも着実に力強い線が引かれ鮮やかに彩られていきます。時間をかけてゆっくりと。
私はいつも、ゴールという美しい絵画が創り出される瞬間、完成した瞬間をクライアントと共有できることに喜びを感じ、クライアントと同じ様に心が高揚するのを感じています。
そしてそこからすでに旅は始まっているのです。つづきはまた。
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