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『月の兎はヴァーチュアルの夢をみる』を全曲レビュー

今週、ついに月ノ美兎のフルアルバム、『月の兎はヴァーチュアルの夢をみる』が発売になりましたね!待っていたんだ、この時をよ…。

近年はCDという媒体は売れない、なんて言われがちですが、私は本当に好きなアーティストのCDは必ず買うようにしています。もちろん、配信とかで購入したり、サブスクで聴くのもとっても便利ですし(自分も利用しています)、それを否定するわけではないです。でもCDにしかない良い点もあるなあと私は思っていまして。個人的に一番重要視しているのは圧倒的物質感です。作品が、今ここにある、手元にあるぞっていう物質感ですよね。とってもワクワクします。パッケージや歌詞カード、ディスクデザイン等も作品そのものがより伝わるようなものになるよう嗜好が凝らされているのが視覚と触覚で持って感じられるんですよね。多くの人がこのCDを作るために関わって、アイデアを出し合って、全力で作って、その結果出来上がっているものなんだなあって感じられて好きなんです。

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そんなわけで、見てくださいよ、『月の兎はヴァーチュアルの夢をみる』のパッケージ。とっても可愛くてハイセンスなものになっております。全体的にはmacのタブが開かれている中で一番前に出ているところが切り抜かれていて、CDの表側(歌詞カードの表紙ですね)に描かれた月ノ美兎がそこから見える、というものになっています。CDを抜いたときにこの空間から何か書いてあるのが見える的な仕掛けがあるかな〜と思いましたがそれはありませんでした。漫画のカバー裏必ず見ちゃう族なので期待してしまいました笑

それにしてもこのレーベル衣装、本当に可愛いですよね!委員長自身も配信で言っていましたが制服×兎×アイドル×バーチャルって感じで、それがいい塩梅で可愛いにまとまっている、最強です。

ではそろそろ曲の方、聴いていきますね!!ちなみに、私は音楽を聴くのはめっちゃ好きなのですが専門的な知識はほぼありませんので難しいことは書くつもりはありませんし、書けません。でも素人なりに受け止めたありったけをできる限りの表現で書いていくつもりですので、どうぞご気楽にゆるりと、メントスコーラでもしながらみていってください。


1. 月の兎はヴァーチュアルの夢をみる(作詞:月ノ美兎/作曲:ASA-CHANG&巡礼/編曲:ASA-CHANG)

「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる…」歌詞はこれだけです。これがどういうことかわかりますか皆さん?そういうことです(?)。月ノ美兎の声を歌ではなくどちらかといえば楽器として使用しているような、そんな曲です。ASA-CHANG&巡礼さんはこのような手法を取り入れた曲を制作されている方々のようで、今回をきっかけに少し曲を聴いてみたんですが、なかなか個性的、すごい前衛的な感じがしました。やもすれば怖い、と表現になるかもしれません。「花 -a last flower-」という有名曲の委員長の歌ってみた(?)を貼っておきます。


さて、今回の「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる」という曲に関しては、始まりはどこか夢の中にいるような、宇宙空間で水面散歩をしているような感じ、そこから途切れ途切れの電波に乗って聴こえてくる委員長の声、そんな情景が思い浮かびました。これから何が始まるんだろう、という期待感を煽られましたね。そこからだんだん弦楽器の音が入ってきてちょっとした高揚感を感じます。そこからは混沌、混沌、混沌。最後に一瞬の静寂が訪れ、「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる…」でカタルシスが訪れます。

最後のこの部分、普通なら声は重ねないと思うんですよね。ちゃんと一人の声で終わるっていう、私ならそうするのかなって思うんですけどここが別撮りの声を重ねているっていうのに驚きつつ、こんなことを思いました。この部分ってヴァーチュアルな夢の中の月ノ美兎と本来の月ノ美兎とがこの瞬間で一緒になってる表現なのかなって思うんですけど、これは暗に、私たちがみているバーチャルYouTuberとしての月ノ美兎と中の人本人の融合、これが月ノ美兎なんやでっていう有り様を見せられいるのかなと。そんな月ノ美兎がこれから歌うんやぞ、心して聴け!ていうのを見せられた気がして私はドキッとしました。アルバムタイトルになっているのも納得です。始まりの曲としてはこれ以上ないですね。

LIVEではこの曲が登場曲、overtureとして使われるのでしょうか。私はマキシマム ザ ホルモンの登場曲とか、ももいろクローバーZのovertureみたいな、これから始まるぞ、うおー!ていう期待感と高揚感を煽られる登場曲というものがめちゃくちゃ好きなんですが、この曲が本当にovertureとして使われるとしたら、本当に委員長らしい独特の雰囲気になりそうでワクワクしちゃいますね。最後の「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる…」を言いながら登場する委員長の姿が見えます。

ちなみに、ASA-CHANG&巡礼さんの曲を聴いていて、海外のアーティストさんなのですが、arcaさんという方を思い出しました。この方も声を楽器としているような曲を作っている方なんですけど、本当に聴くドラッグみたいな感じで如何せん刺激が強すぎるので本当に気になる方だけ聴いてみてください。やばいです。私は「mutant」というアルバムを聴いたその日は8時間しか眠れませんでした。


2. それゆけ!学級委員長(作詞作曲:ササキトモコ/編曲:ササキトモコ、蓑部雄崇 )

みんな大好き、それゆけ!学級委員長です。シングルとしても発売されたこの曲、アルバムでは2曲目に配置されました。起立!気をつけ!このアルバムの本当の始まり!といった感じです。やっぱりササキトモコさん、いいですよね。私はアイドルマスターに提供されてる楽曲でこの方を知りました。「アタシポンコツアンドロイド」と「秘密のトワレ」は特に大好きで、何回聴いたかわかりません。ササキトモコさんが強いと思うのは、作詞も作曲もされてるというところだと思うんですよね。ササキトモコさんが作る曲ってどこか懐かしいサウンドが多いと思うんですけど、それにぴったりハマるワードを紡ぐことができるのはさすがだなと。委員長を知っている人ならクスッとなる小ネタも歌詞にふんだんに散りばめられていて、初見の人でも意味は伝わるこの塩梅も非常に上手いです。この曲は完成度が高すぎてあまり多くを語るまでもないでしょう。聴けばわかる、これぞ委員長という、名曲です。曲の雰囲気も夕方5時のようなあったかいものなので一番広く一般受けする曲なのではないでしょうか。LIVEでもおそらくこの曲からになるんですかね?そこをあえて崩して欲しい感じもしますが。


3. ウラノミト(作詞:只野菜摘/作曲編曲:広川恵一(MONACA))

この曲は今回新しく制作されたアルバム曲の中では唯一MVが作成されており、アルバムの発売に先立って公開されていました。所謂、このアルバムの核となっている曲ですね。作曲が広川恵一さんということは委員長の配信で発表されていたのでその時から非常に楽しみにしていました。広川恵一さんの曲といえば、またアイドルマスターの曲になってしまうんですが「CRIMSON LOVERS」という曲がありまして。私はこの曲が大好きなんです。

アイドルマスターの楽曲って全体的にジャンル不問な雰囲気があっていろんな曲が楽しめるのが好きなところなんですが、この曲は本当に尖ってるんですよね、プログレ全開というか。これをアイドルに歌わせるのか!最高!て感じなんですけど。とはいえ幅広くいろんな曲調の曲を作られる方なので、委員長にはどういう曲を作るのかなっていうのが想像がつかなかったんですよね。蓋を開けてみたらとてもいい曲だったので流石だな、と思いました。

「ウラノミト」は全体としては綺麗な曲だな、という印象でした。秋のちょっと涼しい夜9時ごろ月が綺麗な時間帯に聴きたい感じですね。MVをスマートフォンでそのままイヤホンなしで聴いていたときは気づかなかったのですが、この曲、ベースがとてもかっこいいですね。今回広川恵一さんのことを調べてて知ったんですが、広川恵一さんは作曲編曲家兼ベーシストなんですね。そりゃベース音拘ってるわけだ、、、。ラスサビ前に委員長がウクレレを弾いているところがあるんですが、その後のベースソロ痺れます。昔ベースを少々齧っていたこともあって、ベースがかっこいい曲はついつい贔屓しちゃいます。

サウンドはそんな感じで素晴らしいんですが、そんな音楽に命を吹き込む作詞の只野菜摘さんも只者ではないですね(アイドルマスターの「不埒なCANVAS」という曲の作詞が私は大好きです)。

地球側からは裏側の見えることがない月と、バーチャルYouTuberとしての月ノ美兎をなぞらえたテーマの作詞ですね。歌詞の考察はMVのコメント欄に猛者がたくさんいるのでそちらを見てください笑 

この曲で注目すべきは委員長の歌い方だと私は思うんですが、いい意味で力が抜けていてとってもセクシーですよね。「できるかな」のウィスパーボイスはやばかった。聴いてみな、トブぞ。曲終わりの一瞬まで気を抜けない吐息も十分に堪能してください。MVもとても可愛い仕上がりになっているので是非みんな毎秒みてくださいね!サビに入る直前のダンスが私はツボです。

只野菜摘さん作曲の「不埒なCANVAS」をどうしても紹介したいのでリンクを貼っておきます、許してください笑


4. 光る地図(作詞作曲編曲:長谷川白紙)

実は、委員長の配信で曲名と作曲陣が発表されたときに私が一番興奮したのは、この長谷川白紙さんの名前を見たときでした。長谷川白紙やん!すげー!!てなってました。長谷川白紙さんをキーワードで表すなら「変幻自在のテンポ」「圧倒的音数」「気持ち良い不協和音」「令和感」「天才」って感じですかね。初めてこの人の曲を聴いたら誰もが驚愕すると思います。私が中学生の時に凛として時雨の曲を初めて聴いてなんじゃこりゃ!すげー!てなった時のインパクトを遥かに超えてきました。そんなアーティストさんです。そんな長谷川白紙さんが月ノ美兎の曲を作ったらどうなるんだろうと、楽しみで楽しみで!

まず「圧倒的音数」のイントロから最後までずっと怒涛の長谷川白紙節炸裂でニヤニヤしてしまいました。一転、サビは音数が少なくなっていて、綺麗なメロディがより際立つ構成になっています。そのサビですら多分意図的に違和感のあるコード進行にはなっているんですけど、素晴らしいです。本当に。この曲ほど説明するのが難しい曲はないですね。聴いている間呼吸ができない、という表現が正しい気がします。アルバムの中でもアーティスティックな方面に振り切った曲になっているのではないでしょうか。天才と天才のマッチアップ、私の好きな人と好きな人が合わさった曲で最高にならないはずがなかった。本当に好きな曲になりました。感謝感激。

また、この曲は委員長の吐息が楽器としてたくさん使われているのが印象的でした。委員長の呼吸は作曲者に訴えかける何かがあるのでしょうかね。ともあれ、これからもインターネットの冒険家月ノ美兎には光る地図を見ながら突き進む姿を私たちに見せ続けて欲しいものです。


5. 浮遊感UFO(作詞:大槻ケンヂ/作曲編曲:NARASAKI)

UFOがテーマの曲っていいですよね。UFOって未知のものだし、ふわふわしているし、あるかどうかわからないし、でもきっとあるんだっていうロマンもある。この曲はそういう概念としてのUFOに恋心を見立てたのかな、という私の印象です。歌詞の解釈に正解とかはないと思うんですけど、この曲はもっと深い気がしています。UFO自体が月ノ美兎っていう解釈もできますし、、、。皆さんはどう解釈しましたか?是非色々聞いてみたいです。また、UFOっていうテーマは宇宙、月を連想させるテーマでもあると思いますし、月ノ美兎が歌うことにまた意味が生まれるのもいいですよね。あと、「Who are you?」ってふわふわでいい語感ですよね。

なんかこの曲は聴けば聴くほど味が出てくるような感じがしています。最初から十分味あるんですけど、さらに、ね。Who are you?

今曲の作詞作曲コンビは委員長が大好きなさよなら絶望先生のコンビですね。私は、さよなら絶望先生は見ておらず、大槻ケンヂさんに関しても実はあまり詳しくはないです。筋肉少女帯とか色々されている、いろんなところで名前はお見かけするのですが、、、という印象で。不勉強ですみません。今回を機に知っていこうと思います。作詞されている曲で知っているものがあるのかなと調べてみたのですが、ももクロの「労働讃歌」の作詞をされてたんですね。リリース当時は学生だったのであんまり歌詞が刺さらなかったんですが、今社会人になって改めて聴くと、めちゃくちゃ心に来ました。働くって素晴らしい!一方のNARASAKIさんもももクロの「ピンキージョンズ」の作編曲だったと知り、感動しました。私はお二人とももクロの曲を通じて出会っていたみたいです。自分の好きな曲を作ってたのはこの人だったのか!と繋がって行く瞬間は本当に幸せです。この体験をくれた委員長には本当に感謝です。Who are you?


6. みとらじギャラクティカ(作詞:七条レタス(IOSYS)、まろん(IOSYS)/作曲編曲:ARM(IOSYS))


これは洗濯機が爆発する曲です(迫真)

みとらじ!(ギャラクティカ)みとらじ!(ギャラクティカ)みとらじ!(ギャラクティカ)みとらじ!(ギャラクティカ)

この曲を聴いた後は脳内でこのフレーズがぐーるぐるです。曲中に3回このフレーズがあるんですけど、後ろで鳴っている音は実は3回とも違うんですよね。飽きさせない工夫が隅々まで凝らされています。私は3回目の音が好きですね。
ARMさんといえば私はアイドルマスターの「メルヘンデビュー」を思い浮かべます。かなりの電波な曲で私は大好きなのですが、今回のみとらじギャラクティカにおいても電波ソング作りの才能が遺憾無く発揮されていますね。一言に電波というと少し語弊があるのかもしれないので説明しますと、キャラのセリフを曲の中に入れつつ(今回ではラジオパーソナリティの月ノ美兎)、パンチラインを印象的に多用(今回で言えば「みとらじギャラクティカ」)し、曲展開にかなりの遊び心を入れつつ、サビはめちゃくちゃキャッチーで心地よい、こんな感じでしょうか。あっちゃこっちゃいってるようで、聴いた後に頭の中に残るのは楽しかったなっていう気持ちよさなんですよね。ちょっとランニングした後の爽快感に似ているのかな。こんな曲を作れるのは本当に才能ですよね。こういう曲って詩先で作るのか曲先で作るのかどっちなんですかね?すっごく気になります。まぁ、どっちにしても変態ですよね(最大級の褒め言葉)。

この曲、コールも多数用意されてまして、全力で声を出せるご時世になった暁のLIVEではみんなで盛り上がりたいですね!

委員長が過去にやったみとらじの配信があってこそ、この素晴らしい曲ができたと思うと、委員長の今までの活動の歴史というか、全力で突っ走ってきて今がある、そんなことを感じられる、電波だけどとてもエモい曲でもありますね。最近の配信でもみとらじが再開しまして、この曲に合わせたOPも使われております。みていない方は本配信もチェックしてみてくださいね!


7. 部屋とジャングル(作詞作曲:堀込泰行/編曲:矢野博康)

なんでしょう、例えるならバトルアニメのクライマックス前のほのぼの日常回的なアルバム内での位置づけの曲ですかね。

まず冒頭の「ふふんふふんふふんふふん」で我々の幸せが約束されます。部屋で作業をしながらついもれてしまった無意識の鼻唄って感じで、委員長の普段の日常生活を覗き見ているようなそんな僅かな背徳感を感じます。monday〜tuesday〜など曜日が歌われているのが尚更日常感を引き立てているのかもしれませんね。

とにかく落ち着く曲です。リラックスモード、OFFノ美兎の曲ですね。アルバムの中で7曲目という配置が絶妙ですね。LIVEでも中盤〜後半くらいにやってくれたらめちゃくちゃ気持ちいいやつですよ、この曲は。


8. ウエルカムトゥザ現世(作詞:TAKUYA、MEG.ME/作曲:TAKUYA、Keisuke Iizuka)

この曲はとにかく王道ど真ん中を裸足で駆けていくようなとってもかっこいい曲、です。

アルバムの全曲の中で、この曲が委員長、一番のびのびと歌っているように私は感じました。どの曲も世界観がしっかりあるので、それぞれの曲に合わせた歌い方をディレクションしていったと思うのですが、この曲の歌い方の委員長、とっても私は好きですね。先日のyoutube liveの時もとても声が出ていましたし、単純に委員長の声の出しやすい音階なのかもしれません。

さて、この曲で私が好きなところはですね、1回目のBメロに「暗闇で目が覚めた 静かな週末」っていうフレーズがあるんですが、くらやみーで⤴︎みたいな感じで語尾がピュッと上がるんですよね。偶然のヒーカップ唱法だと思うのですが、ここが好きすぎて何回も聴いてしまいます。もっと軽率にこの歌い方してくれてええんやで、委員長。いや、私の身が持たないか。

きゃ♡


9. NOWを(作詞:Seiko Ito/作曲:Watusi、Shigekazu Aida、Ippei Tatsuyama、Ken Kobayashi、SAKI/編曲:SEIKO ITO is the poet)

この曲はやばいぜ月ノ美兎。こっちの負けだぜマジのとこ。

可愛い子にはラップをさせよという格言があるけれどもそんな次元の完成度じゃなかったです。すげぇ。

この曲の詩を書いたいとうせいこうさんという方の存在は、口ロロで出してたヒップホップの経年変化という曲で私は知ったんですけれども、当時も今も、言葉のパワーがすごいですね。ラップのテクニックとか、そういうのは私は詳しくはないので論じられませんが、いいものはいいと言える。これはとても良いものです。さすが日本のヒップホップの第一人者だなぁと思いました。

ダウナーな状態から、「そんなガラじゃねぇ」っていって鼓舞してアゲていく展開がアツくて、今を生きてる、楽しむんだ!て感じがして、最高にNOWを!て感じでした。この曲を魂込めて歌った委員長、あんたかっけえよ。あっぱれだ。


10. Moon!! (Avec Avec Moonlight Power Pop Re-Arrange)  (作詞作曲:iru/編曲:Avec Avec)

最初期からのファンの方が作られた委員長の曲「Moon!!」のアレンジバージョンでこのアルバムは終わりになります。私は随分後になってから委員長のことを知ったので、この曲がファンの方が作ったものだと知った時本当に驚きましたし、純粋にすごいなぁと思いました。当初から月ノ美兎を応援して盛り上げてくれた古参ファンの方達がいたから今の委員長の活動があるのだと思っています。このアルバムもそうです。本当にありがとうございます。もちろん、委員長本人の努力があるのはいうまでも無いですけどね!これからも応援していきますよ、委員長!!


まとめ

アルバムを通して聴いてみて、とんでもない充実感で私は満たされています。本当に名盤だと思いますよ!委員長の可愛さ、カッコ良さ、面白さ、いろんな面が堪能できます。曲もアイドル全開のものから自然体に近いものまで幅広く、高いレベルの曲達でまとまっています。

バンドのアルバムとかだと作曲者が同じなことが基本的に多いのでアルバムの曲達ってどうしても似てきちゃうんですけど(良くも悪くも)、委員長のアルバムはもちろん全曲違う方が作っているのでもうバラエティに富みまくっています。それでも全体としてまとまっているのは「月ノ美兎」というブランドがあるからでしょう。作詞作曲家さんが思うそれぞれの月ノ美兎像を曲にしていく中、いろんな側面があってまさに人間びっくり箱な月ノ美兎だからこそさまざまなジャンルの曲がうまれていった、つまり月ノ美兎自体が音楽のジャンルになった、ということだと思っています。褒めすぎかな?


兎に角、このアルバムは私が墓場まで持っていくCDリストに追加されましたということを報告してレビューを終わりたいと思います。


まだ買ってない人がいる?


ぜひ買って聴いてくれ!


そして感想を書いてくれ!それを読むのもまた私の楽しみなのだ!!


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