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若手理系エンジニア必読|文章が激変する【約物】の使い方

以前の記事で
文章中の障害(ノイズ)を
無くすスキルの一つとして
【約物】というものがあると紹介しました。

当記事では、私が実際におこなっている
約物の使い方をお教えします。
真似をするだけで
すぐに「それっぽい」ビジネス文書が
書けますので、
是非、試して頂ければと思います。

約物紹介1 【】

名称:大かっこ
用途:(主に単語に)注目させる

==例(メール件名)==
 NG
  緊急連絡です。お返事ください

 OK
  【緊急!】お返事ください
==============
 他のメールと並んだ時に、
 【】を含むメールは黒が多く、
 目立つので注目させる事ができます。

約物紹介2 :

名称:コロン
用途:箇条書き項目と内容の接続

==例==
 NG
  名称はコロンです。
  用途は~~~です。

 OK
  名称:コロン
  用途:~~~
======
 明確にノイズを減らす事ができます。
 ビジネス文書において
 be動詞に当たる日本語(例.xxは--です)は
 なるべく減らした方が
 見やすい文章となります。

約物紹介3 ◆ □ ・

名称:大、中、小見出し
用途:文章の構造化

==例==
 NG
  大掃除をするにあたって、
  洗濯機を掃除する場合は
  乾燥フィルタと排水フィルタを掃除し、
  洗濯槽を除菌して掃除する必要があります。
  また、洗面所の歯ブラシ立てを
  綺麗にすることと
  ゴミ袋を交換することも
  忘れてはいけません。

 OK
  ◆大掃除の項目
   □洗濯機
    ・乾燥フィルタ
    ・排水フィルタ
    ・洗濯槽の除菌掃除
   □洗面所
    ・歯ブラシ立て
    ・ゴミ袋交換
======
 上記のOK例は、
 ToDoリスト形式になっていますが、
 重要なのは、内容が構造化されている点です。
 このリストがあれば、
 例えば夫婦二人で大掃除をする場合に
 □の区域ごとに割り振ることで
 効率的に進める事ができますよね。

 構造化によるメリットを語り出すと
 キリがないのでここでは割愛しますが、
 分かりやすい例として覚えて下さい。

如何でしょうか?
数年程度ビジネス経験のある方なら
今更こんな事言われても……といった
低レベルな内容と感じたかも知れません。

しかし、ここから先は違います。
以下からは、私が使っている約物の中でも
特に高頻度で役立つ約物を紹介します。
有料記事になりますが、
読んで損しない内容ですので
是非読んでいただければと思います。

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