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一気にサッぶいニュージャージーの晩秋

ちょうど一週間前の今頃、28℃くらいで季節外れ(2度目)のインディアンサマーを満喫していたのに、今朝は氷点下まで下がるニュージャージーなんである。「ええーっ」と思われるかもしれないが、家全体の気温を15℃以上にセットしてあるので「ブルブル、さむっ」なんてことはなく、外に設置してある温度計を見るまでは今日が寒いのか暖かいのかわからないのである。

緯度が同じくらいの北海道民ならここで「うんうん」とうなずいてくれると思う。東京での大学生時代、北海道出身の女の子に「北海道と比べて東京どう?」ときいたとき「寒い」と言われたことを思い出す。

「え?そんなことないんじゃ・・・」と言い終わらぬ前に彼女は「アパートの窓とかが隙間だらけだし家の作りが悪くて寒いんだよ」と即答の刀で私を真っ二つに斬った。

ニューヨークに移り住んで初めて彼女の言葉の意味を知った。アメリカの大部分は冬めっちゃ寒いので窓の建て付けとかビシッと閉まるし家全体暖房が普通だからだ。これも北海道と同じ。

おまけにニューヨークのアパートは暖房効きまくりで、外が零下でも室内ではTシャツ短パンが基本(注: 暑がりの私の場合)。ちょっとそこまでランチ買いに行くときはその上にジーパンとダウンジャケット着て出かけ、帰ったらまた脱ぐ。それでも暑いときは窓を開けて調節するという資源のムダ遣い😅

隣りの住民がご高齢の女性で、夜7時のニュースがうちまで聞こえてくるほどの大音声でテレビを見ていた。このような一人暮らし老人が多いため、ニューヨークのアパートは彼らに合わせて暖房ガンガンがデフォルトなんだな、と勝手に思っていた。きいた話ではボストンのアパートも同様に「暖房緩和のため窓開け基本」らしい。

話は逸れてしまったが、ニュージャージーの冬は寒いけど家にいる分には大したことはなく、むしろ東京の冬の方が家の中が寒くて、北海道の知人が言うように、厳しいと思う。

それでもイヤなことがある。とにかく冬が長い。11月から下手すれば4月頃までずーーーーっと同じような気候なので、いい加減飽きてくる。これからの季節は11月末の感謝祭やクリスマスなどイベントがあるからまだいいが、それを過ぎると「ただ寒いだけの冬」が延々と続くのである。

子供が小学生だった頃は冬にスキーに行ったりしたが、大学と高校くらいになればもう行かないので、1ー2月はほんとに何もすることがない。お金があり余っている人は年末年始にカリブ海へ行くのだが、時期的に高いしわが家は夏に日本へ行くことにしているので出費は控えたい。

一度だけクリスマス後にカリブへ行ったが、クソ寒いニュージャージーを出て常夏の島で海やプールで過ごすのはめっちゃ快適で「おーこりゃタマランわい」と思った。でもほんとに高い😱ので、それ以来冬には行っていない。

ま、そんなところで「あー今年も長い暗い冬の始まりかー」な朝でした😪

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