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著者は私

誰でもない、私でいたい。

でも私じゃない誰かになりたい。

アニメは好きだ。その世界は今自分がいる世界とは違くて、そこにいる自分は今の私じゃないから。

あたらしい世界にいる私。そこにいる私は他人の目線やファッションも気にしない、ただ楽しいと思ったことで笑えているの。環境は違えど心は私。日焼けだって寝癖だって、口元を上に引き上げるハッピー引力の妨げにはならないの。

新しいことを始めた時、いつだって新しい自分にこんにちはできる。

でも新たな挑戦をただ真っ直ぐに続けていった時「慣れ」は突然やって来る。その君は本当の君じゃないよ、って言いたげに現実を突きつけてくる。慣れに気づいて新鮮さがなくなったときにふと現実に戻り、それは生活の一部になってまた新しい風を吹かせたくなるんだ。

人生それの繰り返し。続けるって難しいんだよ。

また同じように「慣れ」に慣れて飽きてしまったら…?この新鮮な気持ちは失われるの?ランニングハイっていつまで続くの?

新鮮さがなくなって、慣れがきても、生活の一部にして受け入れて、それでもずっと好きでいられるもの。

それが本当の意味で「好き」なもの。

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