見出し画像

紅白出場発表に思う事。スト6に幸あり。AKB危機、SNS降臨タッキー。

正解率実質0%予想の次は、発表された歌手一覧を見ての所感を。出場を決めた歌手の皆さまはこちら

推しの晴れ舞台が見られる喜びの一方で、かねてより指摘されていた選考基準の不透明さ、どの層に向けてなのかはっきりしないマーケティング。事務所枠の偏りに対する不評ぶりが目立ち「#紅白見ない」がトレンド入り。

今春に「紅白打ち切り」説が取り沙汰された後に否定。実際に開催には至っているものの、今回の結果次第では、本当に終わってしまうかもというある意味で歴史的転換点に立ち会えるのではないかという気もしています。

で、今年の紅白が上手くいくのかについては皆目見当もつかない(紅白自体全く見ていない)ので、ここでは筆者目線での所感を記そうと思います。
事前予想で触れた純烈と工藤静香はこちらで触れているので併せてご覧いただければ幸いです。

ストシリーズに福来る。篠原涼子28年ぶりの出場。

最大のサプライズは篠原涼子さん。来年発売の「ストリートファイター6」日本版イメージソングとして制作された名曲「恋しさと せつなさと 心強さと」をセルフカバーして28年ぶりの出場です。

元々は1995年の「スト2」全盛期に公開のアニメ映画版テーマソングが、35周年の記念年を飾り、紅白でも復活。これも最近、NHKがゲーム番組を始めた影響かもしれません。

また、こうして話題になったタイミングで関わった人たちにも良い事がありました。

リュウ役の清水宏次朗さんは体調不良を乗り越え俳優に復帰。ケン役の羽賀研二さんは街録Chで久々に姿を見せると、久々の主演作品制作が発表(何の映画かは「ネット見ろ」で)。

篠原涼子さん筆頭にメディアミックスで主役を飾った人たちが再び脚光を浴びて、ストⅡに福来たる感があります。

ヴァン・ダムは仲間外れか!!??

丁度同時期公開のジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の実写映画版。何故か主役はガイル。髪型は似せていない

アニメのようなリュウとケンvsベガのラストシーンで主題歌が流れ心を熱くさせるシーンは無く、申し訳程度にエンディングで決めポーズ
今回のアニバーサリーイヤーで公式が今作を一切触れていない辺りも扱いを如実に表していると言えよう。

まさか、ここでもヴァン・ダムを触れる事になるとは思いませんでした。

完全に明暗が分かれた、AKBとももクロ

AKB48は3年ぶりの復帰ならず。日本レコード大賞も12年連続受賞が途切れ、年末地上波2大イベントから完全に締め出しを喰らう結果に。過去多くの謹慎・脱退者を生んだ「恋愛禁止」見直し発言がファンに加え、現役・OGの間でも波紋を呼び、迷走状態に入ってしまった印象。

思えば、新潟の事件で初動を誤った辺りから綻びが出てきた感がありますが、一番大きかったのはコロナ禍で市場が一変した事ではないでしょうか。握手会が出来なくなり、セールスの基準がCDから配信に移行。そしてYouTuberが台頭。推しの多様化が進みました。

一方、紅白出場争いから一抜けして独自路線に入ったももクロは「ももいろ歌合戦」を今年も開催。演歌、ロック、お笑い、声優、YouTuberと非常に幅広く「本家よりも面白い」と好評を集めています。

放送の「Abema」は現在開催のワールドカップ全試合中継中。昨日行われたアルゼンチンvsサウジアラビアが過去最高視聴数記録。夏開催の天心武尊「THE MATCH」はPPV売上50万件=25億円と有料無料問わずに景気が良い。

今の時代に合ったスマホ片手で見れる局に乗っけてもらい、メンバーの結婚も祝福してもらい、祭りだワッショイと1年を締めくくる。

対して大きな不祥事でのイメージダウンからの外的要因続出。弱り目に祟り目、明暗分かれるとは正にこの事と言いましょうか。

今年はLDHも出場枠0。これを機にももクロと同じく独自路線開拓かの分岐点なりそうです。「紅白歌合戦」から歌を取っ払って「紅白合戦」と名乗り、NHKでは出せない野郎どもの叫びを轟かす「HiGH&LOW LIVE EDITION」。

108vs108の合戦

如何せんLDHにはマ・ドンソクという最強兵器がいますから。

上下比較。ハンデが必要。

激震のジャニーズ。火山口に立つタッキー

10月31日。ジャニーズ事務所からタッキーこと滝沢秀明氏が電撃退職。
さらに事務所の稼ぎ頭「King & Prince」が3人脱退(事実上の活動停止)。が発表され、界隈騒然の事態に。

理由として海外進出で話がまとまらなかった説があります。最近のK-POP人気は世界規模に広がり、BTSはグラミー賞ノミネート。日本の紅白も4組選出と席捲していて、最前線の現場に立つからこそ無視できなかったのだろうと思われます。

救いなのは「King & Prince」が紅白に出場できるという事ですが、トップ就任後、表舞台から身を引いたタッキーはどうなってしまうのか。と思ったら。。

明らかになったロック精神

退所から一週間後にTwitterを開設。背景画像が火山、ツイートをせずにプロフィール欄を更新という斬新かつインパクト大の登場をしてきました。

これは最初のツイートが親族とのLINE代わりだった長州力を彷彿とさせるものでした。

何事もファーストインパクトが大事

タッキーも長州もどこまでが天然でどこまでが計算なのかが掴めないのが共通していて、実際にタッキー演出で跳ねた後輩たちもキンプリ筆頭に多数いる辺り、ここで注目を集められる辺り、やり手であることは確か。

今後の動向は全くの未定だとしても、何かやるんじゃないか。そんな期待もしつつ見ている。何ならアイドルやってた時よりも個人的に注目してます。

次回はタッキーについてもう少し深堀り。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?