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考察「エクスペンダブルズ ニューブラッド」お祭りを求むかステイサム無双を楽しむか

2024年新春!アクション映画ビッグワン!!
「エクスペンダブルズ ニューブラッド」
内海賢二氏のナレーションが蘇えるかの如く新年早々、殴って蹴って爆発画のオンパレード。日本を元気にする消耗品軍団がやってきた。

ジェット・リー、ミッキー・ローク、アントニオ・バンデラス、ウェズリー・スナイプス、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、メル・ギブソン、チャック・ノリス、ハリソン・フォード、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガー。。。

過去3回。錚々たる面々が集結した一大オールスターバトルが9年ぶり4度目の開戦。今回は顔ぶれを大幅に一新。新キャラが多数登場。核積載の船で銃撃戦立ちションで開く非常扉などツッコミどころは多々。だが、ここで物申すとシリーズの最初から全部「なんで?」の連続になってしまうので見逃す。もう何も言う事はない。ロジック完全無視の筋肉ロジスティクス

我らが隊長バーニー(シルベスター・スタローン)がNo.2クリスマス(ジェイソン・ステイサム)をバーに呼び出す。どうもゴロツキ相手に指相撲で敗れ、名物アイテム「幸運の指輪」を取られてしまったらしい。

これ

行ってみると指輪が玉つき巨根ディルドにはめられていた。嘆くバーニーだったが、指でなく拳で解決する2人。無事に指輪奪還に成功。開始数分でチ○コネタ。今回も偏差値の低さは健在。

肝心の任務はリビアの核ミサイル起爆装置を狙う武器商人ラフマトを阻止する事。ここでラフマトが放ったバズーカがバーニーのヘリに直撃。クリスマス任務無視で救助に向かうもそこには肉塊が。。シリーズの顔。まさかの死亡。相棒を殺され復讐に燃えるクリスマスの単独無双が始まるのだった。

本作は従来のオールスターバトルからステイサム単独無双に変化した部分をどう捉えるかで楽しさが異なると見る。通常のステイサム映画と差別化されてるか、シリーズの魅力特別感があるか否か。今回のヴィラン。ラフマトを演じるはイコ・ウワイス。予習として出世作「ザ・レイド」を事前に見たがシラットの動きとナイフ捌きが超高速級。ステイサム扮するクリスマスも同じくナイフ使い。これは名勝負が期待できる。

ここから始まる出世物語

本編序盤。ナイフと銃。先が尖ったトンファーを使い男女子供関係なく殺害する残忍さと手際の早さ。強敵の予感を匂わしていざ実戦。だが、筆者ここで気付く。ウワイスのトンファーが尖っていない。見るからに木製で殺傷力では不利だ。案の定、ステイサムのナイフが顔と肩に当たり始め、ウワイスが耐える展開。最後は胸に斧を叩き込まれジ・エンド。無念。ほぼワンサイドゲームで終了。ステイサム無双を変える事は出来ず。

もう一人。アジアから参戦はトニー・ジャー。微笑みを絶やさない過去屈指の不思議キャラで、ムエタイベースの高速ムーブでステイサムをサポート。恐らくシリーズ唯一の打ち上げ不参加。仕事だけして後は帰る。職場の自分と近いな

皆勤賞だと長髪、メガネ、酔拳の3属性追加。癒し枠ドルフ・ラングレンと今回ロマンス?ありのランディ・クートゥア。流石UFC王者。オシッコの量も規格外。2人と共演が多いのが初参加の50セント。多分一番賢い人。肉体派のイメージないが今回参加のアンディ・ガルシア。嫌な奴感が強い。後半分かりやすいヴィランぶり。

前作参加のバンデラス扮するガルゴの息子が登場。どうも本人の予定が合わなくなり代理で登場した新キャラらしく当初の脚本から引き継いだと思われる。お父さんも聖水好きかな?

そういや昔、ボブ・サップも日本で魅了されたと本で言ってた。

女性陣では本物のタトゥーで登場のレヴィ・トラン。可愛い。吹替が豊口めぐみさん。偶然にも「BLACK LAGOON」のキャラ名もレヴィ。ミーガン・フォックスは強くしなやかな出来る女性。最後、乳首透けてたけど良いのか?

今作でシリーズ完結と監督が発言したそうで。
ジャッキーもセガールもニコラス・ケイジも結局出ず。寂しい!!
日本人の出演もならず。これから色々出てきそうなのに。真田広之、真剣佑、伊澤彩織。。。

だが朗報もある。早い時点で本作での勇退を表明していたスタローン。このままアクションも引退かと思えば「クリフハンガー」の続編を発表した。まだやる気だスライ。ステイサムは多分現役最強。エクスペンダブルズ無理でも違うオールスターバトルを作ってほしい。いつの日か。



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