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東京ポッド許可局: マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュウタツオの上岡龍太郎論 [23'21"]


「東京ポッド許可局」は、インディーズ系Podcastとして十数年前にスタートし、5,6年程前にTBSラジオ地上波に「大出世」した異例の番組。私は、ほぼ立ち上げの時から聴いている。喫茶店などで収録し、隣の席の雑音が入ってくるような手作りの番組だったが、それでもなお面白い番組であった。
当初、オフィス北野のあまり知られていない3人の「芸人」、マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュウタツオにより始まった番組である。北野武独立時に、この3人はFA宣言し、揃ってワタナベエンターテイメントに移籍した。サンキュウタツオの相方である居島一平(コンビ名は米粒写経)も一緒である。
彼等は番組と共に大きくなっていった。ファン冥利に尽きるとはこのことである。
マキタスポーツは、特異なミュージック系お笑い芸人、さらに俳優として、芥川賞作家西村賢太原作「苦役列車」の映画に出演し日本アカデミー賞新人賞を受賞。
プチ鹿島は、長くTBSラジオ「荒川強啓デイキャッチ」のニュースコメンテーターを経てコラムニスト、TV,ラジオのコメンテーターとして活躍、プロレス、野球関連の執筆も多い。
サンキュウタツオは、最も幅広く活躍している。巣鴨中·高~早大一文、大学院、更に博士課程も修了、14年間早稲田に通ったと自虐的に言う。別名「学者芸人」。専門は日本語。一橋大学大学院の留学生の講師、成城大学講師も歴任。更に、広辞苑にサブカルチャー担当として執筆。2023年4月より、東北芸術工科大学芸術学部文芸学科専任講師。
落語にも詳しく、若者向け公開演芸Podcast「渋谷らくご」で司会や、コーディネーターを務めた。ここから人気の出た若手や気鋭の落語家、講談師、浪曲師も多い。

「東京ポッド許可局」: 放送は毎週土曜日26:00~27:00 (TBSラジオ)
他にラジコ, Podcast。


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