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ディズニー映画「ウィッシュ」観てきた

12/15に公開されてすぐ観に行ってきました!

ディズニー全般大好きなんでウィッシュはもちろん観にいく予定だったんですけど、ディズニーの他で推してるもののひとつが、“ましゃ”こと福山雅治な私…。
今作のヴィラン、マグニフィコ王の吹き替えが福山雅治という情報が11月頭ごろに出た時には思わず叫びました(ガチ)

ディズニー映画に関してはなるべく予告すら見ずに初見はまっさらな状態で観たいと思ってるので、
情報が出てからも敢えてなるべく追わず、ましゃの声を確認したい気持ちやら、まっさらでいたい気持ちやら、「ましゃの初ミュージカル作品!!」とテンション爆上がりしたと思ったら「ディズニー100年の歴史の中に福山雅治…?え?どゆこと?」などと急に考え出したり…と、かなりおかしな情緒で一ヶ月ほど過ごしてました🙃

と、まぁそんな情緒を抱えつつかなり気合い入れて観てきました(もちろん吹き替え)
ウォルトディズニーカンパニー100周年記念作品ということもあり、様々オマージュやらパロディがあるのですが…そういったものは有識者がバリバリにまとめてるので、私は感想をつらつらと✍️

【ここからネタバレあり!!!】




初っ端から早速マグニフィコ王について語り出すけど、
正直に話すと、最初出てきてすぐは「あ…これはましゃだな…んーちょっとましゃが過り続けるかも…」とちょっと不安になったんですけど、そのうちにちゃんと、私の中でマグニフィコ王になって物語に没入していました。
最初は「ましゃが来る…!」って思いすぎてたのかも知れない🤔

《史上最恐のヴィラン》と大宣伝してたんで、「これは実はいい奴で、ヴィランになったのも頷ける理由があって、最後には過ちを認め仲間になる。みたいなパターンかな?」と思っていたんですけど、そんなことはなく最後の最後までヴィランだったのにはびっくりでした。
導入シーンで、明らかに暗い過去が示されたので「それをちゃんと深掘りすると思ったらしなかったやーーーん!!!!」という驚き。

オタク的思考としては、暗い過去あり(しかし作中では明確に明かされない)というこのパターンは考察が捗るヤツだなと…。
アナ雪のハンス王子と同じ流行りの波を感じます…🤴

そしてマグニフィコ王が歌うヴィランソング。
『無礼者たちへ』というタイトル的に、ライオンキングのヴィランソング『準備をしておけ』みたいな感じかなぁと思っていたのですが、
ましゃが「語りというかラップというか…そういうのが難しかった」と話していて、
って事は今風な感じの…ヴィランソングでいうとモアナと伝説の海の『シャイニー』みたいな感じかな?などと想像してました。

 (「準備をしておけ」の日本語版、公式でYouTubeに無いっぽいので強欲にふたつも貼る)

結果としては思ってた以上に曲調がポップかつ、長調系でかなり明るめでびっくりでした。
王様っぽいエレガントな雰囲気もありつつ、確かにヴィランソングって感じがある。

(相変わらず強欲にめっちゃリンク貼る)

多分、一般的な福山雅治のイメージって「イケメン!」「爽やか!」「美しい!」とかそういう感じで、
このレコーディングも、「いやぁ吹き替え難しかったですけれど、僕なりに頑張らせて頂きました(低音ボイス)(一発OK)(レコーディングスタジオで全スタッフスタンディングオベーション)(どこからともなく聞こえる壮大なファンファーレ)」みたいなイメージ持ってるんじゃないかなぁと。(我ながらどんなイメージ)
でもましゃって実はすごくストイックで、妥協もしないし、ふざけるのも大好きだし、いつでも出せるもの全て出す熱い人だと勝手に思ってて、
だからこそ、
「映像(やオリジナル版)があるところにはめていくのが難しかった。自由にやっていいと言われればもっと色々試してみたと思う」というような話をラジオで話していたのを聞いた時、
「あ、困惑の方の難しいでは無かったんだな。全力で取り組む…やっぱりさすがましゃ兄だな」とすごく自分の中で納得しました。
ましゃがゼロからマグニフィコ王作ったらどんな感じになるのかも気になるわね…🤤

というかドラマ等々でも、ましゃが演じる“悪者”観たいのよぉー
本人も演じた事ないって言ってるし。これを機にぜひ演じて欲しい…。

個人的には「きょ〜ねんは(1:31あたり)」の所がむっちゃましゃ感があって好き🫶
ちゃんとマグニフィコ王でありつつ、ましゃ節もある感じが好き🫶

もう一曲の、アーシャ役の生田絵梨花さんと歌う『輝く願い』は綺麗すぎて…。
普通に生田絵梨花&福山雅治ワンマンライブ会場なのよ…歌唱力のぶつかり合いがすごい。
ましゃ自身も「輝く願いは比較的歌いやすかった」と話していたし。
個人的にワガママをいうなら…ホールニューワールドみたいに絡み合う系のデュエット聴きたかったなぁとはちょっと思います…笑


…マグぴ、というか福山雅治について語りすぎた。

作品全体としては、
とにかく映像も綺麗だし、歌もどれも素敵!
主題歌の『ウィッシュ』はキャッチーで思わず歌いたくなって…やっぱディズニーソングはこうだよなぁと感じました。
でも案外リズム難しいよね笑 途中拍子変わったりして楽譜で考えると結構難しそう笑
生田さんがラジオで話してたのを聞いたけど「あえてあまり楽譜は見ないで聞いたままに歌った。」と言ってたので、やっぱり譜面は気にせず思うがままに歌う方がいい曲なのかも知れない。
「そうしたから、アーシャの思いが思わず歌になっていく自然な感じが出たと思う」みたいな事も話していた気がする🤔(そこまでは言ってなかったかな?)


『ようこそ!ロサス王国へ』もオープニングナンバーとしてめっっっちゃテンション上がるよね!!!
ミュージカルしたくなる感じがすごく好き。声真似しながらめっちゃ歌ってます笑

『誰もがスター!』は、まず声優豪華すぎる!今までのディズニースターたちが『誰もがスター!』って言ってくれるのめっちゃかっこいいのよ…。
すごい励まされて元気もらえる曲で、時々泣きながら聴いてる(涙腺弱いんです笑)

『真実を掲げ』はシンプルにかっこいい!!
アマヤ王妃が入ってくるところ、映画館で思わず「ふふっ」ってなったわ笑
光と影の映像もすごいかっこいいなぁって思いながら観てました。

あとスターちゃん!!スターちゃんとにかく可愛い!!!
スターちゃん私のそばにもいて欲しい!…いやむしろ願い続ける限りいつでもそばにいる…のか…🤔???


つらつらと勢いのまま色々書いたけれど…
全体として、細かい設定や色々なドラマやストーリーが複雑に展開していく…という感じではなく、シンプルに起承転結と進んでいく感じが
逆に良いなぁと思いました。
ディズニー作品に限らずなんだけど、最近って何かと、「描ききれなかったけどこういう設定が〜」とか「ここでこういうことを伝えたかったんだ〜」とか「こんな考察が〜」とか、なんかとにかく情報量が多い感じがして、
もちろんそれが悪いわけじゃなくて、それでこそ作品の良さがさらに増すこともあると思うけど、
そういうのでお腹いっぱいになっちゃうことが多くて、だからいい意味で《子供も大人も楽しめるディズニーアニメーション》としてシンプルに楽しめた感じがします。

そうだ。
エンドソングの『かけがえのない願い』がもう号泣なのよ。これは本当に、あの、とにかく観てください。
ちょうど公式では破茶滅茶に泣かせに来てる映像が上がったのでこれ観てみんな号泣してください(真顔)

あと、またこれは語り出すとすごいことになるからやめておくけど、同時上映された『ワンス・アポン・ア・スタジオ』もとにかく号泣でとにかく良いので観てください(真顔)

100周年を迎えたウォルトディズニースタジオ。100周年のお祝いにみんなで写真を撮ろうとミッキーとミニーは額縁から飛び出し、ディズニーアニメのキャラクターたちに声をかけて…。というストーリー。

こちらは英語版だけど、最後に公式映像を貼って終わりにします。

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