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TWSNMPの2021年を振り返る

去年に続いて今年の大晦日もTWSNMPの開発を振り返ろうと思います。何と言っても今年最大の出来事は20年いっしょにいた助手の猫がこの夜を去ったことです。そしてついに私は還暦を迎えました。私がソフトウェアの開発の仕事を始めたころはプログラマーは25とか30歳で定年みたいに言われていました。私は、その説には疑問に思っていました。30代の頃にプログラマーは70歳まで続けられるという海外のプログラマーの説を目にしました。若い時は体力で勝負、年をとったら経験で体力の衰えをカバーという内容だっと思います。その時から目標は70歳までプログラマー続けることでした。後10年です。60歳を過ぎて思うことは、体力はもちろん若い時に比べて格段に落ちています。徹夜でプログラムを作ることは困難です。経験もある程度有効ですが新しい技術がどんどんでてくるので昔のやり方にしがみついていると古臭いものを作ってしまいます。記憶力の低下が一番こたえています。Google検索のアシストがなければプログラマーを続けることはできないように思います。でも、今まで続けられたのは有り難いことだと思っています。

さて、今年の振り返りです。

1月

何と言ってもTWSNMP FCの開発を開始しました。助手の猫も元気でした。

2月

TWSNMP FCを黙々と開発していました。猫も元気でした。

3月

TWSNMP FCにAI分析(機械学習)による異常検知を組み込みました。LAN上のデバイスの信用スコアを計算する仕組みも考えました。このころ猫は夜中に大騒ぎしていたようです。

4月

TWSNMP FC v1.0.0をリリースしました。

5月

TWSNMP FC v1.1.0リリース、フィードバック機能をつけました。猫は大好きな雨水を飲んでいたようです。

6月

brain.jsを使ったAI分析機能の開発に熱中していました。

7月

TWSNMP FCを助けるセンサーシリーズの開発を開始しました。

8月

Windowsのイベントログを取得するためのセンサーの開発を開始しました。

9月

助手の猫とお別れしました。

10月

TWSNMP FCのマニュアルを真面目に書いていました。

11月

昔の Windows版TWSNMPの機能を復刻してほしいという要望に答えて、Wake On LAN/MIBブラウザーの猫アニメ/パネル表示などを開発しました。

12月

通知メールをHTML化して見やすくしました。Discordへの通知にも対応しました。Kubernetes環境での動作もテストしました。

起動ツールを作って今年最後のv1.7.0リリースをしました。

来年(と言っても明日)に続く


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