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TWSNMPのAIが活躍した話

最近TWSNMPに搭載したAIが我が家のネットワークの異常をいくつか知らせてくれました。AI機能がメモリーリークする事件

以来AIのことはすっかり忘れていました。しかし、AIは私の見ていないところで真面目に働いていて今回大活躍したという話です。この話を書こうとしていることを察した猫は私が寝た後、夜間の見回りに出てかみさんにアピールしていたようです。AIをライバル視しているのかもしれません。

Bフレッツの障害

ある日、仕事中にインターネットが突然使えなくなりました。光電話もだめでした。スマフォを使ってBフレッツのサポートサイトにアクセスして障害対応の手順を調べました。ルータや光終端装置を再起動したり接続を確認しましたが原因不明でした。Web画面からサポートに問い合わせをしました。しばらくすると自然に復旧しました。その後NTTの人から電話がありました。私の家の回線を収容している電話局側の障害だったと説明してくれました。
この時TWSNMPは外部との通信出来ない障害を当然検知していました。
さて、TWSNMPに搭載したAIは、その時の状態をちゃんと異常と判断していました。

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このグラフの一箇所だけ赤い部分(6/12 10時)が異常を検知したところです。詳しくみてみると、

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のように障害の発生した時間帯に応答がなくなっています。

の記事に書いたAIによる分析はちゃんと機能したようです。

サーバーへ不正アクセスを発見

最近AIから異常を検知したというメールが多くなりました。AIのレポートを見ると

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のような感じです。試験用のLinuxサーバーが出力するSyslogのパターンをAIで分析していますが、何日か前から出力されるSyslogのパターンが変わったことを示しています。
あ!

の開発を始めてから、この異常の検知が始まっています。
この試験用のサーバーにSSHで接続してコマンドを実行するようになったことを検出してくれたのです。今回は試験のためのアクセスで不正なアクセスではありませんが、サーバーにSSHで不正なアクセスが行われると異常を検知できるということです。TWSNMPのAIは特に教えていないのに、不正アクセスを見つけるなんて、すごく賢いのではと思いました。
もしかすると、もっと面白いことを見つけて教えてくれるかもしれません。

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