認識とはなにか 終わりに
自分にとって、出現している認識はすべて「今」の認識である。
過去の記憶は脳内にそのままで貯蔵されていると感じられる。しかし、“それは過去の記憶である”と自分が把握しているのは「今」である。過去の記憶は、「今」において「過去の記憶」と意味づけられる。(蛇足だが、過去の記憶は既視感を帯びているだろう。)
おそらく、
・身体に貯蔵されている情報
・認識をつくるしくみ
・認識を出現させるしくみやきっかけ
の相互作用によって認識は自分に出現する。
出現した認識の集合は自分の体験、行動