認識とはなにか その11

A⇆Bという認識の組み合わせが成立したと仮定する。
すると同時に、
①Aが対象の内容を、Bが対象の場所を表す認識であることが決定され、
②A→B、A←Bという2つの新しい認識が成立し、
③A→Bは自分の場所の集合に、A←Bは自分の内容の集合に配置される。

主観は対象と自分との関係を表す。主観には対象→自分、対象←自分という2つの向きがある。
この2つの主観の向きが自分という認識を中心にしてそれぞれ集合することで、自分の内容の集合と自分の場所の集合が形成される。この2つの集合が自分の構造であると考えられる。

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